#22 256fesにあやかってゼロからVRMモデルを作ってみる https://gyazo.com/098fd177ba45d4220ccc29f7326b8e87
基本情報
256fes とは
2/8を目安に期限未指定で開催された、ローポリゴンモデルを自由に制作するお祭りです。
日頃あまりにも潤沢に使わせていただいているポリゴンへ感謝の気持ちを思い出す祭り
あえて制限をかけて3Dモデルを作ります
256ポリゴン以下
256^2 のテクスチャ1枚
なお制限を超過してもOKなゆるいお祭りだそうです
けしごむ.icon素敵な作品が沢山!
楽しそうなので久しぶりのモデリングに挑戦して見ます。
Blenderと3Dモデリング
あまりに久しぶりでBlenderの使い方すら覚えてなかったのでzenさんのモデリング講座を見ながら制作していきました。 基本的にUnityのHumanoidアバターを作ればVRMにしやすいので非常に参考になりました。
このメモではモデリングの方法については割愛していくので、是非下記の動画を見てください。
https://youtu.be/Xg4AXYuzEqA
とてもわかりやすくて、ありがたいです。
ちなみに今回はペンギンを作ります。
けしごむ.icon好きだからです。
モデリング
メッシュを作っていきます。
参考にした動画
ミラーツールを使いつつ作っていきます。
テンキーのないキーボードだったので結構大変でした。
パイメニューを有効化して視点移動などをします。
シェーディング切り替え
z
視点切り替え
`
https://gyazo.com/93e1b687d92ca74a8c996c46f3c34dab
結局△138ポリゴンしか使いませんでしたが少ない分にはヨシということで。
テクスチャ
UV展開とテクスチャの作成をします。
参考にした動画
シームを付けてuv展開する
https://gyazo.com/e8fc551afa2a258a6668add7bab33478
左右対称で作りたかったのですがうまく展開できませんでした。
頭頂部と下部分が半分に出来ないからでしょうか?
https://gyazo.com/a7e261cdd3dca8712893c54b7e911468
シェーディングを切り替えて確認します。
https://gyazo.com/83071557102d432893bc7b8ab3d88fff
色が付くとテンションが上がります。
スキニング
ボーンの作成とウェイトの設定を行います。
参考にした動画
ここではVRMの仕様を考慮する必要があるので注意してください。
必須ボーンがあるので忘れないようにします。
今回はHandとかNeckを忘れていたので修正しました。
ボーンには名前をちゃんとつけておくと楽です。
VRMのボーン名をそのまま付けました
https://gyazo.com/f6b0ee975fef760c9e46b5744aec2aca
ウェイトは自動ウェイトで設定しました。
オブジェクトモード
アーマチュアを選択し、Shiftを押しながら作成したメッシュを選択する
左上のボタン オブジェクト > ペアレント > ..自動のウェイトで
ペンギンは人型ボーンでも違和感少なくて良いですね。
法線の確認
そのまま出力したら法線が反転しているところがあったので修正して外向きにそろえました。
面の向きを表示して外側で揃っているか確認します。
https://gyazo.com/954614a5737484065f41d6b6b5d39ca6
問題なさそうであればfbx形式でエクスポートします。
Unityでのセットアップ
Unityにインポートした後、Sceneにモデルを配置します。
MToonの設定を行います。
ProjectウインドウでCreate > Material
新規作成したマテリアルのShaderをVRM > MToon へ変更
Color > Textureに作成したテクスチャを設定
LitとShadeの両方に設定
モデルのSkindMeshRendererのマテリアルを作成したマテリアルに変更
https://gyazo.com/206214378c2282528380ea107b0d31f9
影色の調整をする場合はDirectionalLightの色を白にすることをお勧めします。
モデルのRigのAnimation TypeをHumanoidに変更します。
Left Hand not foundとか言われることがあります。
その場合手動でAvatarの設定をします。
Configureと書かれたところを押す
AvatarConfiguration
https://gyazo.com/d877e9f1ceffab884981a614806b873f
右下のMappingで間違っているところや欠けているところを修正します。
LeftArm>HandにLHandをドラッグ
変更し終わったら反映して保存します。
Humanoidになった!
モデルの正規化を行います。
モデルを選択した後、上のメニューからVRM0>FreezeT-Poseを押す
(normalized)と追記されたモデルが追加されます。
VRMの出力
(normalized)と追記されたモデルを選択して上のメニューからVRM0>Export UniVRM... を押します。
ウィンドウが開くので項目を設定します。
必須項目を設定する必要があります
タイトルとか製作者、バージョンなど
https://gyazo.com/dd985ed8256c1cc11d9224ef3db0fdf6
設定完了後 Exportしてください。
完了!
VRM対応アプリ等で確認してみる
思っていたより きれいに動きました。
https://gyazo.com/14b42939234462ba9b42235dd3812197
けしごむ.iconいつもの
https://gyazo.com/098fd177ba45d4220ccc29f7326b8e87
ちょこちょこ動いてかわいい
公開しているので良かったら見てください。
よたよたしながらBlenderと格闘していましたが結構楽しかったです。
軽量アバターを沢山作ってみたくなりました。
今回はzenさんの「ワニでもできる!モデリングforVRChat」に非常にお世話になりました。
ありがとうございました。
参考
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