EBPMとデジタル公共財
目次
法、道徳、商業、アーキテクチャ(物理/デジタル)という4つの制約
公共財とは何か
Scienceは公共財か
デジタル公共財とは何か
EBPMとは何か
EBPMの原則とは何か
EBPMの実現に必要なことは何か
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理解したいこと(詩)
現代とはどのような時代なのか
「自由」を考える政治哲学の議論
人が身体を失って幽霊になると神になる
その神が経営、メディア、プラットフォームで対立する
アニミズム的な神なので、プラットフォームは押さえつけ、メディアは煽り、経営は利用する
全員がこの「神」を抑えようとするが、神は生物由来である。己のために法、道徳、市場、アーキテクチャを壊せと民を扇動する
その時に、日本的リバタリアニズムが生まれる
神が"神"になる。荒ぶる神をよしとする
しかし、幽霊が神に変換されるほどの超越のイメージが抱けないというのが現代である。
対立がない
抑制・促進関係がない
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レッシングの主張
人間の振る舞いは4つの制約によって規定される
法
CODE
憲法・法律
道徳
規範?
商業
ビジネス
アーキテクチャ
建築物
情報構造
サイバネティクスの語源
ウィリアム・ギブソン『ニューロマンサー』
遠距離からの装置を使ったコントロールの研究
「サイバー空間」のなかで「完全な自由」のお祭りを見るのは奇妙な話
自由を構築するためには、下部構造が必要である
下部構造としての憲法を「市民社会」の土台としなければ、自由は構築できない
ここでの「憲法」はレッシング的には「アーキテクチャ」のことを意味している
この「アーキテクチャ」は完璧なコントロールと高効率な規制を可能にする
この完全なコントロール環境の中で重要な「自由」を保存することを本質的に、目的とするべき?hiragi.icon
①サイバー空間の自由を生み出したのは何か
②その自由を再生するために何が変わるのか
③規制の仕組みについての新たな理解
CODE is LOW
デジタルツインというのは、社会がより一層「CODE is LOW」の世界に近づいていくことなのではないか?
#スマートシティ におけるアーキテクチャ的制約はソフトウェアになる。「シームレス」にすべてが繋がるということは、それらを規定する「アーキテクチャ」は従来よりもより一層存在感を増すことになる。 hr.icon
4つの主題
政府がその適正な範囲内でふるまいを規制する能力
政府が市民やそれ以外の人日のネット上でのふるまいを規制する力
これは以下の3つの要件によって決まる
その人が何者か
その人がどこにいるか
その人が何をしているのか
昔は「あいまい」になるはずのなかったことが、コードがデジタル空間上の法則を自由に変更できるがゆえに、幾つかの価値観を曖昧にしてしまう
どの規制当局が、どのような価値観・思想(上部構造)を理由として、隠された曖昧さに対する答えを出すのか
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政治というのは
ものごとがどうあるべきかについてわれわれが述べるプロセスのこと
われわれの選び方である
権力が誰によって、どのように行使されるか
この「権力」とは何か
ものごとがどうあるべきか決めた結果、国家(主体)によって行使されるあらゆる力hiragi.icon
情報空間における権力はアーキテクチャである
コードのコントロール=権力=アーキテクチャ
ソフトはサイバー空間における振る舞いを構造づける