トレードオフと「要はバランス」
その意思決定が大きな岐路となりうるような場合ではトレードオフについて入念に考えると思うが、そうではない場合もトレードオフを含みうる副作用が存在することを忘れてはならない
という話をたまにするが言いたいことが散らばってまとまらないのでここに置いとく
トレードオフについて考慮しないという選択自体にもトレードオフが存在する
トレードオフを考慮しないことで判断を早めることができるが、一方で、意思決定に対して存在したトレードオフについての認知が遅れる
トレードオフで考えうる悪い結果、つまりリスクは意思決定の時点で把握できるものであれば甘んじて受け入れる姿勢が大切
そのリスクを回避する、または緩和するためにリスクヘッジや別の意思決定について考慮する
Kazunori Otani on X: "何かにつけてトレードオフ構造を見出して「要はバランス」という結論で満足してしまう人を揶揄して「要はバランスおじさん」と呼ぶことがあります。" / X
Kazunori Otani on X: "世の中には言うほどトレードオフ構造なんてないので、情報を集めると自然な結論がでることが多い。" / X
「世の中には言うほどトレードオフ構造なんてない」とは思わないが、要はバランスおじさんは何かを言っているようで何も言っていないとは思う
バランスという言葉を中庸ととるか適当ととるかで解釈が違うと思うが、後者であればその「適当」はどこであるべきかということについて話しているんだよ:rage と思う
要はバランス
ラムダ式禁止おじさん ver1.1 #Kotlin_Sansan - Speaker Deck