開発者はどうでもいい知識を学びすぎ
開発者(特にweb)はどうでもいい知識を学ぶことに時間をかけすぎている人が多いように感じる
わけもわからずトレンドを追っているだけみたいな層が一定数いる 例えば、Next.jsとかRailsとかのフレームワークの上手い使い方とか、Dockerの細かい知識とかはどうでもいいと思っている
フレームワークを知りたいのであればフレームワークが解決した問題とその解決手法について調べるべき
Dockerがよく分からないのであれば仮想化技術について学ぶことから始めるべき どうでもいい、は正直言い過ぎだけど必要になった時に学べばいい程度のもの
トレンドの技術そのものを学ぶのも悪いことではないが、自分が無知だという自覚があるのであれば、まずその土台や背景を知ることが重要
いつ不要になるか分からない上辺の知識で戦ってもキリがない
次のトレンドが来たらまたイチから学び直す必要がある
上辺の知識でも知っている知識との共通点を見つけて知識を拡大することには役立つだろうが、結局すごく遠回りな基礎知識習得みたいなことになる
こういう戦い方をしている労働者は雇用者側から見ても特定領域のみで短期間だけ居て欲しい傭兵みたいな存在になる インプットをやめたら自分に価値がなくなるかのような焦燥感を覚える
以前は自分も同じような感覚を持っていて、強迫観念で勉強していた
基礎と汎用性を重視して学習すると、新しい知識をインプットするときにも、その技術の根幹への想像力が働くため、簡単に身につけることができる