マイクラ実況動画からブロックの座標を調べる
1. デバッグ画面の座標を見る
F3 押した時のデバッグ画面が出ている場合
Looking at block: か Looking at liquid: を見る
動画の画面右側の Targeted Block と Targeted Fluid でブロックの種類を見る
プレイヤーが立っている座標も画面には出ているが、あまり信用しないほうが良さそう
1ブロック幅のポケットに嵌っている場合なら座標は信頼できる
2. 蓮 (minecraft:lily_pad) の向きを見る
蓮には向きがある(東西南北)
向きはランダムだが、座標が同じなら向きも同じになる、という性質を使う
使い所
だいたいの座標は分かっているが、詳細がわからない場合
再現作業の途中で、座標を間違えていないか確認したい場合
3. 草ブロック (minecraft:grass_block) の模様を見る
草ブロックの上面の模様は、同じように見えて違う。vanila 状態では、ブロックをターゲットしている時に出る枠が見えていないと難しい。
リソースパックの Mizuno's 16 Craft の場合、模様がはっきり分かる。手元のクライアントも同じリソースパックを入れて、模様の配置が同じになっている場所を探す。
4. 土ブロック (minecraft:dirt) の模様を見る
土ブロックを積み上げて足場を作っている場合に使える
土ブロックの上面の模様は、同じように見えて違う。積み上げていく時に、模様の出る順番が同じになるような座標を、手元のワールドで試行錯誤して調べる。
実況動画のプレイヤーがどの方角を向いているかが分かっている必要がある。
リソースパックの Mizuno's 16 Craft が分かりやすい
vanila 状態でも見分けは付く。ブロック上面の、角の部分数ドットの模様を見ると分かりやすい。
5. 岩石系ブロックの配置を見る
整地中・採掘中に出てくる岩石系ブロックの出現パターンを見る
実況されているワールドと同じシード値の場合にこの方法が使える
広い面積が整地している場合特に分かりやすい
例:
手元のワールドで y 座標を 1 ブロックずつ下げて整地していく。岩石系ブロックの配置が実況動画と同じになったら止める。
6. 描写距離から外れた部分のチャンク境界を見る
プレイヤーの視点から遠く離れたブロックの座標を見るときに使う
ゲームクライアントの設定で「霧の種類: オフ」で配信されている場合に使える
ゲームクライアントの特性で、描写距離より遠くなったチャンクは描画されない
すると、実況動画上ではチャンクの境界で地形が切れたように映るから、これが座標の決め手になり得る
例:
遠くにある柵がL字型に3本だけ配信に映った。その付近に4x5の柵の囲いがあることは既知だったけど座標が分かっていなかった場合、など