Drupalのツール BLTがEOLを迎えたら
DrupalをAcquia Cloud Platformで使う際に必須のBLTがDrupal11に対応せずEOLを迎えるとのこと
BLTから切替するには
Acquia Drupal Recommended Settings を導入する
drush をBLTの依存として導入ではなく、意思をもって導入する
composer require drush/drush
BLT導入時にあったGitコミット時のバリデーション機能を追加したい場合は GrumPHP を導入する
PHP_CodeSniffer、PHPStanなどの静的解析、PHPUnitなどの自動テストをGitコミット前に成功することを保証したいなら入れるといい気がする
コミットのたびに動くので個人的には気軽に一時コミットあとでリベースしてコミットをまとめるみたいなことをする人にとっては不便
導入しないならCI/CDでバリデーション実行を保証したほうがいいとは思う
php-parallel-lint/php-parallel-lint は静的解析のひとつのようなので導入は好みだと思う
blt でデプロイで使っているコマンド群をcomposerのscriptsとして定義
composr がない環境では実行できないので注意
ローカル環境用のコマンド、キャッシュクリアしてconfigインポートしてDBアップデートして・・・みたいなコマンド群をdrupal:update 的に定義するのかもしれない。
acquia-pipelines.yaml や hooks で使っているbltコマンドをdrushやcompsoer コマンドに置換
いろいろ終わったらBLTをcomposer から removeし、bltディレクトリを削除する
もし自分が保守プロジェクトをやっていたらだったらBLTの切替するだけのリリースをやりたいなと思った
BLT切替 = CI/CDの動作に関わるので、機能のリリースと混ぜたくないな・・・などと思ったため
Acquia Drupal Recommended Settings とは
BLT からAcquia Cloud Platform上での環境識別に必要な機能を切り出したもの(と思われる)
settings.php に以下の記述が追加され、必要な設定が環境ごとに自動で読み込みされる
code:settings.php
require DRUPAL_ROOT . "/../vendor/acquia/drupal-recommended-settings/settings/acquia-recommended.settings.php";
composer require acquia/drupal-recommended-settings のみで必要なものは自動反映されるが、drush init:settings を実行してsuccessfullyとでたら完璧にOKだと思う
参考