リーダーシップに出会う瞬間
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総じて
リーダーシップとはなにか
つまり影響力である
Doing(水平的発達)ではなく、Being(垂直的発達)
では影響力とは何で決まるか
自分の外で起こることを自分がどう認識しているかで変わってくる
なぜならその認識を元に自分の行動が選択され、周囲へインパクトを与えていくから
どうリーダーシップを磨くか
自分の影響力の起点をちゃんと自覚すること
コアリーダーになろう
つまり自分の願いに自覚的になり
自分に対するメタ認知(つまり、 自分の状態を観察すること)を意識する
損してもいい、嫌われてもいい、無価値でいい
それでも自分の願いを
人は創造を通じて自己を深め、深められた自己を元にして社会に関与し、それが自らの人生及び他者の人生を深めることにつながるのではないか。
なぜこの本を読むのか
リーダーシップとは何かについて発達理論から見てみたい
Q:リーダーシップって何?
Q:自分らしいリーダーシップって何?
Q:影響力って何?
抜粋
リーダーシップとは、Doingではなく、Beingなのです。ただそこにいるだけで、発してしまう。その人の存在感とか、その人に宿る雰囲気というか、つまりあり方 自分の影響力の起点をちゃんと自覚することで、リーダーシップは磨かれる
コアリーダーは、自分の想いの核となる純粋な願いを起点に影響力を発することができる]
本音は感情のこと。そして本心はその感情の奥にあるコアな願いのこと。
管理職に向かうキャリアに悩む主人公
管理職を目指すことで周りの女性社員から浮いてしまうのではないか、ちゃんと部下をリードできるのか、そもそも女性の自分などが本当に管理職をやれるのか気になる。
私らしいリーダーシップとは
森尾さん:神奈川支社の管理部課長の女性。戦わないのに無敵らしい。
彼女の部下はみんな成長するらしい。森尾さん自身は戦わない人だから。
戦わないとは?が気になった。
枠を超える
森尾さんに質問。『リーダーシップとは何か?』
森尾さん:自分の枠を超える時、人は葛藤ゾーンという部分を通るの。さまざまん不安が群れをなして襲ってくるゾーンね。
枠の外ってね、面白いのよ。本当は。
リーダーシップとは何か
2人以上の人が存在するときにそこに起きる影響の与え合いのことじゃないかな?と思っているの。
こうやって青木さんが会いに来てくれて、私は影響されているのよ。
つまり【すべての人がリーダーシップを発揮している】
【なにをするか、ではなく、どうあるか。リーダーシップとは、Doingではなく、Beingなのです。ただそこにいるだけで、発してしまう。その人の存在感とか、その人に宿る雰囲気というか、つまりあり方】 どうリーダーシップを磨くか
森尾さん:【自分の影響力の起点をちゃんと自覚すること】
リーダーシップにおける水平的発達と垂直的発達
人間が一生涯をかけて発達していくプロセスとメカニズムを探求する学問。
水平的発達:doingとしてのリーダーシップの発揮のされ方。意思決定をすることや部下をマネジメントすること。より視野の広く、精度の高い意思決定を行える能力や、リーダーとして問題解決にあたる能力。こういった、個別具体的な能力の種類が増加していくことが、水平的発達。
垂直的発達:スキルには深さがあるとするかんがえ。まさに森尾さんのいう、「リーダーとしてのあり方(Being)」は、垂直的な発達をする現象。
コアリーダーとエゴリーダー
自分が発している影響力というものは、自分の外で起きていることを自分がどのように認識しているかで決まるの。その認識から自分の行動が選択され、それが周りへ何かしらのインパクトを与えるからよ。
もう少し厳密にいうと、行動を選択する前から、つまり、自分の外界を意味づけし判断している瞬間から影響力は発信されているのよ。
人は外界の事象に対して、自分のレンズを通して知覚し、価値判断をする。
自律して自分で仕事を進める部下の例。
エゴリーダー
自分が外界をどう見ているか、について、自覚的でないリーダー。
自分のエゴイスティックな部分を起点に、人への影響力を発してしまうこと。
コアリーダー
自分の想いの核となる純粋な願いを起点に影響力を発すること。
?無自覚だと、なぜエゴから周りに影響力を発してしまうのか?
エゴの正体は保身。
?では逆に目の前で起きている事実をどう捉えているかについてちゃんと自覚的であれば、コアからの影響力を発せるのか?
そうとも言えない。
1. そもそも自分に保身があるって事実に向き合うのは人にとっては難しい。自己欺瞞に陥る。保身に気付いたとしても、自分は正しいって欺瞞してしまう
2. そもそも自分の本当の願いは何なのかわかっていないこと。保身からではなく、どこから判断して、選択をすればいいのかわかっていない
腹が据わったリーダー
未知なことに対しての耐久力が高い。
やってみてから考える。
人としての成熟と、自分らしいリーダーシップ
心配でたまらないこととか、突発的な出来事に焦るということは今もあるけれど、どこかで自分を客観的に観察している余裕は持てるようになったかな。
視野の広さと、人間的成熟は関係しているのかもしれない。
視野が広いと、心配事や焦りと距離と取りやすくなる。
つまり心配とか恐れとかがなくなっているわけではなく、距離を取れるようになる。
では視野を広くするためには
1. 自分の状態を観察すること
2. 丁寧に枠の外の体験を積むこと
視野は知識ではない
【自分らしいリーダーシップとは、自分が信じるコアな願いから、リーダーシップを発揮する存在になる】ということ。 体験は言語を通して知恵になる。知識は言語化をサポートするから。
俯瞰力
俯瞰力 = 視野の広さ * 感情の客体化
成熟に伴う視野の拡大は、単に外側の現象を俯瞰的に眺めることを可能にするだけではなく、自分自身の感情をより俯瞰的に眺めることを可能人します。
正義のラッピング
本音を、正義という包装紙で包んで伝えるのが上手いから、相手も周りもつい巻き込まれてしまうけれど、よく観察すると、保身や私欲が透けて見える
自己犠牲はつまり保身
嫌われたり孤立したりすることを恐れる。
自己犠牲は排気ガスを引き起こす。
なにかを選択する場面では、とにかく自分の気持ちを最優先に扱うことにしてごらん。ずっと人生が楽になるよ。
自分を尊重することと、他者を尊重することは両立しうる。
現実の捉え方
現実に起きていると思い込んでいる9割が、自分の勝手な解釈、あるいは思い込みだよ。1割の事実にだけ対応しましょう。
未知なるものへの耐久性はここでも現れる。
自分の内側のドラマと、外で起きている現実のズレを認識し、境界線を引く。
本音と本心 鎧を脱いで剣を置く
本音は感情のこと。そして本心はその感情の奥にあるコアな願いのこと。
時に感情がかき消して見えなくなってしまうこともある、素直な正直な想いのこと。
嫌われるのを恐れて、心にも無い気遣いの言葉を伝えるのではなく、思い切って正直な自分の願いを伝える。
大切にしあおう、1ミリの自己犠牲もないところで
これまでは青木さんは1つの強みとして、他者との協調性を持つ一方で、発達段階として、他者との衝突を避ける他者依存段階の特性も持っていた。 自己主導段階の度合いが強くなると視点取得能力に変化が見られ、取れる視点の数が増加する。 願いを握り締めヘドロに突っ込む 損してもいい、嫌われてもいい、無価値でいい
恐れは得体の知れないヘドロのようなものかも知れない。
向き合う恐れがあまりに大きすぎる時、スルーして逃げる選択肢も人生には残すといいよ。
いつも人生の壁に体当たりし続けられるほど、人は強くない。
後回しになるだけっていうこともあるでしょう。でもね、そうだとしてもね、後回しにしてもいいの。いつかまた、自分が成長して乗り越えられる準備ができたら、向き合えばいいよ。
心は無理やり成長させようと焦らなくていい、自分や周りに起きる成り行きに従っていけばいい。
コアリーダーとして自分を磨き上げるまでに向き合う恐れ
損得勘定の壁
自分が損をするかもしれないことへの恐れ
孤独の壁
嫌われたり、孤立することへの恐れ
アイデンティティの壁
コアリーダーになってからの壁
その理念が自分のアイデンティティになってしまうことがある。
理念が自分自身の存在意義にすり替え割ってしまう。
素直に聞けていた話が煙たい話になってしまう。
この3つの壁を越えると、この世のあらゆるものを愛おしく思うようになる。
相互発達段階に近づいていく際に見られる重要な現象は、構築した価値観を手放し、その価値観を構築した主たる存在に気づいていくこと。
上司であることを忘れさせるような上司
弱みを認識した上で、曝け出してくれる森尾さん。
ちゃんと部下を頼る。普段からよく部下に感謝の言葉や承認をくれる。
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