島、は海に浮かぶ島だけではない

由来のポイントは以下の通りです。

「島々」の地名: 「島」は、海に浮かぶ島だけでなく、川に囲まれた中州のような場所や、川沿いの集落を指すことがあります。

松本市にある「島々」は、槍ヶ岳から流れてくる梓川（あずさがわ）と島々谷川が合流する地点にあり、これが地名の由来になったと考えられています。

「新」がついた経緯: 鉄道（現在のアルピコ交通上高地線）が「島々」まで延伸される予定でしたが、諸事情で手前の場所に終着駅が作られることになりました。そこで、従来の「島々駅」に対して、新しくできた終着駅が「新島々駅」と名付けられました。

旧島々駅の廃止: その後、災害により旧「島々駅」への路線は廃止されましたが、「新島々」の地名と駅名は残りました