虎御前
とらごぜん
仇討ち事件を起こした曽我兄弟の兄・曽我祐成(そがすけなり)の妾で、生涯をかけて曽我兄弟の菩提を弔い供養した
『曽我物語』『吾妻鏡』等に登場
虎の姿は、歌川広重「曽我物語図絵」や、歌川国貞「東海道五十三次之内」などの錦絵に描かれている
神奈川県大磯の鴫立庵の法虎堂には、虎御前の19歳の姿を写した木像が安置されている https://gyazo.com/2fe2d3ab2e93a0c55b2b566b8f0d39ef
神奈川県大磯の延台寺(えんだいじ)には虎御前の供養塔と、御霊石と伝わる虎御石(とらごいし)がある https://gyazo.com/629e2bed67b6b04d4d011ee553f120b9 https://gyazo.com/847194f340e646e0c1b5403aef0616f6
附記
曽我兄弟が討たれた陰暦5月28日に降る雨のこと
曽我祐成の妾だった虎御前の涙が雨になったという言い伝えから