胎蔵界
たいぞうかい
密教で説く二つの世界のうちの一つ
金剛界 (こんごうかい) と対をなす
胎蔵は慈悲の広がりを表し、金剛は悟りへの道筋を表す、とされる
「胎蔵界(二十句)」S50欣一
附記
両界曼荼羅:密教の教義を大日如来を中心として視覚的に表現したもの、下記の曼荼羅二つで一対
胎蔵曼荼羅:中心にいる大日如来の慈悲が周りの世界にあまねく広がっていくさまを表す
金剛曼荼羅:人々が中央にいる大日如来の教えに向かって近づいていくための修行の道のり、実践の方法を示す
両界曼荼羅は
空海
が
中国
唐よりもたらした