九谷焼
くたにやき
九谷五彩という色鮮やかな上絵付けが特徴
国指定伝統的工芸品
石川県指定無形文化財
古九谷(こくたに)
明暦(1655 - 1658)頃から元禄(1688 - 1704)末に焼かれたと思われるものは古九谷と呼ばれる
窯の始源や廃窯の時期は諸説ある
最盛期は17世紀後半とされる
不透明な鈍い白色素地に花鳥、山水、風物などを描いたもの、石畳や亀甲などの幾何学文様を表したもの、または、両者を組み合わせた意匠が多い
素地を青・緑・紫・黄の彩釉で塗りつぶした青手(あおで・塗りつぶし手・「青九谷」ともいう)は古九谷特有
再興九谷(さいこうくたに)
文化4年(1807)、卯辰山で春日山窯が再興された 文政7年(1823)の吉田屋窯から、宮本屋窯、九谷本窯 等と継承され、金襴手(きんらんで)、赤絵などに優品を残した
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