バックオフィスにおける業務最適化のスコープを誤るとプロフィットセンターへの工数アウトソースになりがち
バックオフィスにおいて業務改善を行うとき、その業務最適化のスコープ設定を間違えるとプロフィットセンター側に工数をアウトソースするだけの業務改善になるケースがある バックオフィスが依頼を受けやすい形に業務設計が進み、その工数をプロフィットセンターに転嫁しているイメージ
このためバックオフィスの業務改善を行う時に大事になるのは、その業務改善のスコープをバックオフィス及びプロフィットセンターの両軸での生産性を高めていく観点で目標設定されるべき この際にバックオフィスのスタンスとしてプロフィットセンターを"社内顧客"として見立てることがあるが、過度に行き過ぎると癒着と腐敗を招きガバナンス崩壊するリスクがある
バックオフィス人員の評価をプロフィットセンター従業員からのサーベイにすると、監査的な意味合いが薄れ不正の温床になりかねない
バックオフィスがプロフィットセンターに対してのクライアントワークをするのではなく、業務改善のスコープとしてバックオフィスとプロフィットセンターの業務総量の改善ができているかを定量指標化する必要がある