コントロールできるものに集中する
限りあるリソースで高いパフォーマンスを出すにはコントローラブルなものにリソースを集中投下すべき 問題の切り分け
自分の問題 / 他人の問題(≒アンコントローラブル)
自分の問題の中でコントローラブルな要素に注力する
他人を変えることはできない前提
自己のマインドを変える方向に意識が向くと他人へマインドシェアを取られることはない
覚えておかないといけないのは、「他人と過去は変えられない」ということです。変えられないものを変えようとすると、ものすごいストレスを受けます。1トンの巨大な石を一生懸命動かそうとしても、ただ疲れるだけです。 それが原因で、精神的に疲れて、うつになる人もいます。でもそれは「自分で自分が疲れる原因を作っている」ようなものです。「他人を変えたい」という人にはアドラーの「課題の分離」という考え方が役に立ちます。 たとえば、「宿題をする」というのは、誰の課題でしょうか。それは、「子ども自身の課題(他者の課題)」であって、あなたの「自分の課題」ではありません。宿題をしないで怒られ、困るのは「子ども」本人です。
子どもが宿題をするか、しないかは、自分で判断して、自分で決めることです。あなたが子どもの意識をコントロールすることはできませんから、そこでやきもきしても意味がありません。他者を尊重して見守るしかないのです。
ほとんどの人間関係のトラブルは、「他者の課題」に干渉・侵害することで起こっています。「課題の分離」がきちんとできると、人間関係のストレスは大きく解消できます。