ウサギの方が後半伸びる
「先頭集団が突然、サボり始める」という謎設定を持ち出すケースがほとんどです。
「天狗になって急にサボり始める人」や「セミリタイヤ」する人なんて本当に僅かで、基本的には、結果が出ていたら、その分、ドーパミンも分泌されるので、さらに中毒的に仕事をするのが人間です。 童話『ウサギとカメ』の話で言うと、「カメが『やってらんねえよ』と途中で匙を投げ出して、ウサギの方が後半伸びる」というのが現実の世界で起きていることです。 なので、「ウサギ(先に行った人)が後半、寝る」という期待ベースで人生設計をするのは辞めた方がいいと思います。 大切なのは、そのことを受け止めた上で、「では、これから何ができるか?」「どう生きるか?」「どういう風に立ち振る舞えば、自分の幸福度が上がるか?」と真剣に考え抜くことで、挑戦のベクトルを変えることだと思います。
スポーツで例えるとイメージしやすいかもしれません。
50歳まで何の運動もしてこなかった人が、50歳で野球にハマってしまい、50歳からメジャーリーガーを目指すのは物理的に不可能じゃないですか?
その時に「メジャーリーガーになる!」という目標を立てるのではなくて、「余生は、野球に携わっておきたいから、草野球チームの運営をする(為のお手伝いから始める)」という目標を立てた方が良くて、それは「夢の下方修正」などではなくて、人生を楽しく生きる為の正しい戦略だと思います。
応援しています。今からやれることを頑張って!