「動物園」的な組織でパフォーマンス出すためのチームマネジメント
理想的な組織は?と聞かれた際によく「動物園的な組織」と答えている
同一性のあるチームではなく、様々なエッジ人材(≒異質性 / 多様性)を内包しながらもチームとして形作るイメージ
(人を動物に例えて炎上した事例があるけど、人を個別の動物に例える意は無い)
多様性マネジメントをしていく上で「摩擦」は恐れてはならない。 「摩擦」を恐れると同調圧力が生まれ、ハイパフォーマンスは達成できない。
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『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀』
「異質性」を内包したときにも「衝突」は避けないでいる必要があるが、同時に「ストリーミング期(混乱期)」にいることをチームに自覚してもらい、一過性のパフォーマンス低下はこれからくるパフォーマンス向上の通過点だと理解してもらうことが大事。
ここに対しての理解がない状況でストリーミング期に入ると、同調圧力から空気を読む組織に戻ってしまうか、もしくは組織が瓦解してしまう。
ストリーミング期に入ったときは「リーダーに依存」させないことが大事
「リーダー」が意思決定してしまうことでリーダーの空気を読むシチュエーションが生まれてしまう
マイクロマネジメント気質のリーダーで、その場で仕切ってしまいそうなときは、その場をいっそ不在にしてしまうことも大事
あとはチームが向かうべき「ビジョン」が明確なことも大事。向かうところが明確でなければ議論になりにくい。
最終的には「共通言語」を作っていくこと。
「「共通言語」が生まれたとき、はじめて改善プロセスがはじまる。」
『経営パワーの危機』
上記のプロセスを経ながら「裾足らずの布団を使いながらアシストし合う組織」を目指していく。
「サッカーは寸足らずの毛布みたいなもの」というサッカー格言があります 寸足らずの毛布というのは、首元が寒いなと思って引き上げると足が出て、足が寒いと思って下げると首元が出てしまう、そういう長さの毛布のこと。つまり、やるべき仕事が10あるとして、リソースがどう考えても9とか8しかない、サッカーでいえば空いたスペースができてしまう、そんな状態です ビジネスに置き換えると、昨今のスピード化による「次から次へとやることが湧いてくる」状況や、「マネージャーがプレイヤーを兼務せざるを得ない人材不足」の状況など、まさに慢性的な「寸足らずの毛布」になっているといえます。ゆえに、アシスト力の重要性がきわめて高いのです そうなったときに、みんなで声を掛け合って、人手が足りない分をカバーし合うことによって、「さっきは手伝ってくれてありがとう。次はお前のところを手伝うよ」というアシストスパイラルが生まれてきます。心理学で「好意の返報性」と言われるものです。
『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀』
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作者の仲山進也のチームビルディングのワークショップでの印象に残っている一言
「人は凸で信頼され、凹で愛される」