家庭での生理食塩水の作り方。
生理食塩水は、体内の水分に近い塩分濃度にした水で、花粉症の鼻うがいなどに使われます。
薬局でも買うことができますが、数十円で簡単に大量につくることができるので、家庭で作るのがおすすめです。
【材料】
・水道水 500ml
・塩 5g
【作り方】
日本の水道水には、安全上の観点から、塩素を含んだ成分がが含まれていて、500mlであれば、0.05g以上の塩素が含まれている。塩素を抜く方法には様々あるが、手っ取り早い方法として、5分間煮沸すると塩素が抜ける。
沸騰させたお湯を40℃くらいまで冷まし、塩が溶けやすい状態で5gの塩と溶かす。
塩は海水からつくられるミネラルを含んだ塩ではなく塩化ナトリウムしか入っていないものが良い。
体液に近い生理食塩水の塩分濃度は、厳密には0.9%なので、可能なら4.5gとする。
塩分は多く過ぎても少なすぎても、カラダの粘膜に触れると激痛がはしるので、正確に測るようにする。