2023年の振り返り
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月並みに過ぎる2023年への感想だが全ては「ChatGPTモーメント」に終始する1年だった。
未来は現在と陸続きだろうと何となく確信していたが、技術の変曲点により無に帰す生き方や価値観その他諸々があると喝破され、全く連続的でないと思い知った。
まさか中学生の時分以来、自己喪失の危機を等身大で食らうとは。
仕事
技術
今年の途中まではSWEとしてコードを書きプロダクト作りに勤しんでいたがR&Dメインでやるようになった。
様々な技術を触るようになった1年だったと思う、Qiitaやnote、それから本Scrapbox見ても分かるが、Web3 / LLM（大学以来のPython）/ 3D/XR（Unity/C#/Blender）辺りは全く手触りがなかったので、今年新たに切り開いた分野と言える。 それまでGoやTypeScriptしか書いてなかったのに比べるとエラい違いである。
プロダクト開発に関する興味が正直薄くなり、平たく言ってクリエーティブな技術へ食指が動くようになった。
たぶんこの価値観の変化にはChatGPTモーメントの影響も強い（ただし結果としてミーハーな技術に帰着しているように見えるラインナップはツライ）。
コードを書くのが仕事だった当時と比べると手を動かす時間は減ったにしろ、毎日確実に何かを作るようにしているため、大きな問題は感じていない。
2024年は、ざっくりとだが、オモシロ技術でグッとくる見せ方やっていく。
触る、動かす、技術の使い方を考える、面白さを取り出す。
ただ漫然と触るのもあまりよろしくなく、一昔前はその内Connecting the dotsるやろとのケセラセラ精神だったが、而立の年を超え、そろそろギュッとターゲットを絞ってみるのも悪くない。
働き方
論文をとにかく読むようになった。
加えて特許も10本とまでは言わないが複数個出した。
ここ数年は超少人数チームでプロダクト作るスタイルであり、メンバーを率いてR&Dプロジェクトを回すようになったのも新鮮だった。
尊敬するテクニカルディレクター諸先輩方もひとりで大きな物事は成し得ないわけで、将来設計考えてもプロジェクトを推進するスキルは引き続き磨いていきたい。
ピラミッドを作るための力。
出張が増えたのも印象的で、これは仕事で関わるニンゲンが増えたからなのだろう。
国内も複数回（西は関西、東は北海道）あり、会社のR&D拠点があるベイエリア（シリコンバレー）にも行くようになった。
携わるニンゲンが増えた分、事務的な手続きも増え、そこは少し辟易としている。
その他
社内のWeb3ハッカソンで優勝したり、DL関連イベントで登壇したりした。
今年の始めに社内の技術者コレクティブを立ち上げ、徐々に拡大している。
ここ数年携わっている全社サマーインターンシップに技術サポーターとして参加した。
昇進タイミングもあり、而立の年を超え、今まで通用していたエクスキューズの恥じらいが強く前面に出てきて、諸々脱ぎ捨てた1年だった。
人見知り、ファッションADHD（もちろん本当に苦労している方の心労は計り知れないと思う）、その他諸々
プライベート
家族
長男は七五三を迎えかなりキッズ感出てきた。
公文やらを始め、字や絵、計算等々しっかりしてきて成長が愛しい。
下の子も2歳になったが、カワイイが過ぎて未だに赤ちゃんのような接し方してしまう。
細々したところを除けば下記のようなところに行った。
市川市動物園
うんこミュージアムTOKYO
クロネコヤマトミュージアム
海たまご
いすゞプラザ × 2
がすてなーに × 3
渚の駅 たてやま
京王れーるランド、HUGHUG
マクセル アクアパーク品川
富士サファリパーク
東京都水の科学館
ディズニーランド
川越（蔵造り）
科学技術館
とにかく長男は相変わらず車が好きでいすゞプラザにはこれまで何度も行った。
NHKのギョギョッとサカナ☆スターを観たのがきっかけでさかなクンさんに畏敬の念を抱き、本拠地である「渚の駅 たてやま」や各水族館にも行くようになった。 ふたりとも戦隊モノやらには興味示さないのは変わらないが、YouTubeの影響か、銃や剣の玩具を欲しがるようになった。
GTAをメチャクチャ欲しいらしく、早く15歳になることを願っている。
典型的男児が好みそうなシモネタがユーモアのストライクゾーンにようやく入った。
次男はピタゴラスイッチが好きすぎて誕生日ケーキはピタゴラスイッチのデコレーションにした。
その影響もあり科学館に出向く機会も増え、コロコロと動く機構を興味深げに眺めているし、自分でもよく作っている。
寿司を食べられるようになり、はま寿司安定になりつつある。
ようやく持ち家（マンション）を買った。
書籍
リモート全盛になりテキストコミュニケーションが増え、会社の語彙に飲み込まれそうになるカウンターとしても活字は効く。
思考は言語でできている。
コミュニティ内でアートを「尊い」としたりあらゆるモノを十把一絡げにエンタメと呼んだり、小さな語彙の積み重ねで思考は矯正されていく。
「尊い」と断じた時点で、それ以上の深い思考に入ることなくディティールは捨象される。
物事を見たとき、浅瀬に浮かぶ語彙と符号する回路が形成される。
活字インプットでしか得られない栄養があるので2024年も引き続きたい。
おじいちゃんになっても触り続けるモノの重要性。
ファッション
正直新店開拓は全然できてない。
我が定番、伊勢丹新宿も複数行ったが、結局マルジェラのフレグランスくらいしか買ってない。
御殿場アウトレットも行ったがウィンドウショッピングで終わった。
物欲は衰えてないつもりだがよっぽど芯を食わないと買わなくなった。
何個か価値観の変容はあった。
夏場に関してはオーバーサイズの揺り戻しか、オンス高いコットンTを着るのが少し気恥ずかしくなり、コットンと言えど超長綿系或いはメリノウールをよく買った。
今年の初め頃、尊敬するデザイナー先輩と観たディオール展はとっても良かった。
友人から突然、ジャケット買うから来てくれと呼ばれ、目の前で30万近く使ってるのを眺める会も面白かった。
映画
映画館で観た中だと圧倒的エブエブ。
音楽
有明ガーデンで観たアークティック・モンキーズのライブが良かった。
アレックスがイケすぎている。
お笑い
ずっと推してた令和ロマンがM-1優勝してアツかった。日食なつこのPV良かった。
ラジオは変わらずオードリー、三四郎、ハライチ、真空ジェシカ、トムブラウンを聴いている。
アニメ
水星の魔女、フリーレンが良かった。
ちょっとでも引っかかりを覚えたアニメを追えなくなってしまった。
アニメだけが悪いのではなく、対象年齢に比してオジサンになったこちら側の問題でもある。
呪術は色んな意味で原作も話題だったので、アニメも楽しめた。
ゲーム
買ってよかったガジェット
※会社支給品も含まれる
Macbook Pro M2 MAX（96GB）
LG ウルトラワイド ディスプレイ
iPhone 15 Pro
Meta Quest 3