喜嶋先生の静かな世界
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主人公がほぼ俺と言う感じがある。。。 本の中の主人公の方がもっと研究者感があってできるひとだけど。
と言うのも、この小説は研究によって勉強が好きになる話なのです。というかもうほぼ著者の経験談という感じ。
僕も勉強嫌いだったが、研究をしって私のためにやる勉強というのに初めて出会い、勉強にやる気が出たというのがあり、非常にわかりがある。
なので小説全体として、私的にはノスタルジックがある。
研究者になろうとか大学院へモチベーションがあった人たちしかわからないような青春が書いてある。
同じモチベーションを共有しながら青春した人たちと簡単にあっけなく別れる感じが、あー大学院のなかという感じがある。何かのために人間関係があるのであって、人間関係が先ではない。そういう感じ。