2024-04-07
せん妄と 認知症はどちらも思考に影響を及ぼしますが、この2つはまったく別のものです。
せん妄では主に注意力が障害され、認知症では主に記憶力が障害されます。
せん妄は突然発生し、始まった時点を特定できる場合が多いです。認知症は一般にゆっくり発生し、いつ始まったのかをはっきり特定できません(表「 せん妄と認知症の比較」を参照)。
代表的な症状は、落ち着きのなさ、幻覚、見当識障害、昼夜逆転、暴力などの異常行動や異常体験などである。初期には、不安げでイライラする、不機嫌で押し黙る、憂うつ、はしゃぐ、落ち着かない、ぼんやりしていて何もしない、つじつまの合わない会話、音や光に過敏、考えがまとまらない、不眠、悪夢、何かいつもと違う感じ、一過性の錯覚や幻覚などがみられることが多い。
彼の叙情的な文学はおよそ政治とは
無縁なものがっただけに、
この晩年のはしゃぎぶりは異常だった。
宿泊先のホテルで按摩を取っている時に突然と起き上がって扉を開け、「やあ、日蓮様ようこそ」と挨拶したり、風呂場で音がすると言いながら再び飛び出していって「おう、三島君(1年前に割腹自殺した三島由紀夫)、キミも応援に来てくれたか」と言い出したために、按摩は鳥肌が立ち早々と逃げ帰ったという逸話がある。その話を聞いた 作家で友人の今東光 氏も、都知事選最後の日に一緒に宣伝車に乗った際に、川端が「日蓮上人が僕の身体を心配してくれているんだよ」とにこにこ笑いながら言った、と語っている。
何に書かれたエピソードだろうか。元ソースが知りたい
今東光についてかなり好意的に書かれた本
かなり【盛っている】印象があるのでゴシップ的な感じがする
具体的には川端康成を「小説の神様」とか書いている
選挙に出たころの写真やエピソードの中に川端康成に関する記述が散見される
五十年来の禁を破って登壇した川端氏は、約束の五分を遥かに遥かにオーバして二十分喋った。
他にもどんな電報を入れたとかの記述があるが、胆石でだいぶ体調が悪そうなのに駆け付けたり、演説内容や文面に謎のはしゃぎと高揚感がある
単に今氏とめっちゃ仲良しだから、一緒に仕事して楽しくなっちゃってるだけかもしれないけど
文藝時代を抜けた頃、そもそも奥さんが彼の気づかぬ部分でも彼の外での交友を封じていた面があったようだ
「東光は新感覚派の波に乗り文壇に登場すると、『痩せた花嫁』を出版して、兎も角文筆生活がいとなめる地位を獲得した。が、花嫁は夫の友人も先輩も許容せず、絶交するように仕向けた。川端・横光等々の友人とも花嫁の差しがねで、彼は交わりを絶ったようだ。
(中略)
どうやら花嫁の恐るべき独占欲の発露らしいことがわかったが、彼は彼で唯々諾々と独占されていたのが不思議である」(今日出海「偽悪の人」)
直木氏の例の記事について全く触れられていないので信憑性があやしいが、実際、文壇で揉めただけが理由でもなかったのかも
あのあたり、横光氏を制止させた川端氏が何故もっと身近だろう今氏のことも止めなかったのかだいぶ謎だったけど、当人の知らないところで、友達に会わせてもらえない状態になっていたなら多少納得がある