Luaのインストール
Lua をWindowsのコンソールで動かせるようにインストールしたときのメモ。 以下のものを入れた。
Lua 5.1.4
LuaJIT 2.1.0-beta3
LuaRocks 3.8.0
AviUtl にあわせて全て 32 bit 版をインストールする。
また、ビルドに Visual Studio の C/C++ 開発環境を使う。
1 ダウンロード
Lua Binaries の History から「Lua 5.1.4 - Release 2」をたどって sourceforgeに跳び、以下をダウンロード。 Tools Executables/lua5_1_4_Win32_bin.zip
Windows Libraries/lua5_1_4_Win32_dll8_lib.zip※1
※1 dll9でもいいかもしれないが未確認。
AviUtl スクリプト用のDLLを作るときにもこれが必要。
LuaJIT の Download から LuaJIT-2.1.0-beta3.zip をダウンロード。 2 インストール
C:\bin\lua 以下にインストールする前提で書く。
Lua 5.1.4
lua5_1_4_Win32_bin.zip を展開して中身を C:\bin\lua\5.1.4_x86 の中に入れる。
lua5_1_4_Win32_dll8_lib.zip を展開して、lua51.lib と include フォルダを C:\bin\lua\5.1.4_x86 の中に入れる
LuaJIT 2.1.0-beta3
LuaJIT-2.1.0-beta3.zip を展開する。
Visual Studio の x64_x86 Cross Tools Command Prompt を起動し、LuaJIT-2.1.0-beta3\src に入る。
msvcbuild.bat を実行する。
code:cmd
msvcbuild
src フォルダの中に luajit.ext と lua51.dll が生成されているので、これを C:\bin\lua\jit_2.1.0-beta3_x86 の中に入れる。
※この lua51.dll は AviUtl 拡張編集のものと差し替えて使うことができる。
LuaRocks 3.8.0
luarocks-3.8.0-win32.zip を展開する。
Visual Studio のコマンドプロンプトで luarocks-3.8.0-win32 に入る。
公式の説明 を参考に install.bat を実行する。 code:cmd
SET PREFIX=C:\bin\lua
install /P %PREFIX%\LuaRocks /TREE %PREFIX%\LuaRocks\systree /LUA %PREFIX%\5.1.4_x86 /NOREG /NOADMIN
PATH を通す
lua5.1.exe、luajit.exe、luarocks.batに PATH を通しておく。
3 LUA_PATH と LUA_CPATH
LuaRocks は Lua 用のパッケージマネージャだが、今回の設定では C:\bin\lua\LuaRocks\systree の中にモジュールがインストールされるようになっている。
これを require できるようにするには環境変数 LUA_PATH と LUA_CPATH を設定しておくか、Lua 実行中に package.path および package.cpath を適切に変更すればよい。