[about]Kansai Studies 2023年度 新リサーチャーを迎え始動
Kansai Studies 2023年度 新リサーチャーを迎え始動
2020年度に新ディレクターチームでKYOTO EXPERIMENT のディレクションを引き継ぐことになった際に、それはそれはたくさん話し合い(今もですが)、パフォーマンス作品を上演するプログラムShowsの他にこのKansai StudiesとSuper Knowledge for the Future (SKF)というふたつのプログラムを新設しました。
今日の「国際舞台芸術祭」とはどういったものがいいのだろうか、KYOTO EXPERIMENTはこれからどういうフェスティバルになれるのだろうかと考えた際に、これまでのように国際的に話題のアーティストや作品をきちんと紹介することは大事だけど、同時にそのフェスティバルがどういう土地・土台で行われているのかとということをより考え、反映できることがいいのではないかと考えました。
つまりこのフェスティバルが京都で行われているということに意味がないといけない。そのためにはもっとこの土地に着目し、どういう風に街やその文化が成り立っているのかフェスティバルとして知る必要があると考えました。そういった問題意識と好奇心から立ち上がったのがこのKansai Studiesです。
コロナ禍でのスタートだったので苦戦しましたが2020年度から3年間は、京都や関西圏の「水」についてやお好み焼きから考える「食文化」についてリサーチと発表、3年目にはそのリサーチをもとに演劇作品の制作も行い終えました。
4年目となる2023年度からは、リサーチャーを公募することでよりフェスティバルを開いていこうと考え、様々なテーマを提案してくれた以下の5名のリサーチャーとそのリサーチ内容が決まりました。
(敬称略、五十音順)
以上のメンバーで今年度は進めていければと思います。
先日、第1回目のミーティングを京都芸術センターで開催し、各リサーチャーの紹介やリサーチ内容の共有を行いました。早速色々な情報が共有され、さすがに皆さんいいアンテナをお持ちです。
これから様々なリサーチ内容を更新しウェブで共有していきますので、皆さん是非楽しみにしていてください。
https://gyazo.com/fd92a3b982771ce705f49585b046589e