[レポート] ニュー・フィールドワーク京都編 #8 2024.10.05
https://gyazo.com/b575a99ee27b046645e301fe79008b1d
撮影:竹宮華美
KYOTO EXPERIMENT 2024、今日から開幕!
15周年おめでとうございます!!
2024.10.09
リサーチ16日目。涼しげな風が吹いているが、16:00の時点ではまだ日差しが強く暑さもある。人々の服装はすっかり秋らしくなった。今日も蔦屋書店入口の巣のあった場所で、毛繕いを続けている鳩がいる。先日と同じ鳩のような気もするし、これまで抱卵していた鳩のようにも見える。けれど、異なる鳩の可能性もおおいにある。つまり、同じ鳩か異なる鳩かが全く分からない。鳩の見分けの難しさに唸る。
https://youtu.be/qJb_O7G9KHk
毛繕いをする鳩
https://gyazo.com/610012604e172c6614efe6d6a6709da4
↑毛繕いをする鳩
オレンジ色の目や、目上の白いアイライン、鼻コブの形、全体の顔つきなど、同様の鳩に見えるが、同じだという確信がいまいちもてない。毛色が違ってみえるのは光のせいだと思われる。鳩の毛色は季節によって少しずつ変化するように思う(変化しないものもいるように思う)。
↓以前抱卵してた鳩(9月10日に撮影)
https://gyazo.com/843137d4d7fff46673d3a1214fb4fcd9
その後脚立に登り、巣があった場所を確認するが、巣は崩壊したままだった。この数ヶ月見続けた巣や巣があったからこそ定点観察することのできた「家族の営み」の観察は、突如終わってしまったのだと実感する。
2024.10.12
ロームシアター京都中庭のKEXチラシ屋台に、ここまでのまとめとしてハンドアウトを配架した。ハンドアウトには、私たち人間がロームシアター京都の敷地に出入りする時、ここが劇場であったり、中庭であったり、本屋やカフェとして活用しているが、土鳩たちはこの場所をどういう風に活用しているのかということを、この5ヶ月間でみたこと知ったこと考えたことを元にマップに落とし込んだ。マップをもって敷地内を歩き回ると、いつもとは異なる視点でロームシアター京都を体験することができるのではないかなと思う。お時間ある方はぜひとも。
※ハンドアウトは、Kansai Studiesウェブサイトからもダウンロード可能です。
こちらのページからダウンロードください。→ ハンドアウトはこちら https://gyazo.com/3aa8b56bc56d3f1eb30bfdb47b7510a8
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