秋のイベントに参加しました!<神戸・平家ゆかりの史跡をたずねて>
福村俊明(53期)
10月20日実施「関西米城会」秋のイベントは神戸が会場、表題の催しに参加しました。
史跡巡り、ガイドさんの懇切な説明及び沢山の資料を通して、神戸は平家、平 清盛 興亡の時代を画する土地であった事がよく分かりました。
ゆかりの地域は神戸市の東西 真ん中辺りを神戸高速線を挟んで、北側、内陸の福原京(旧平野が母胎) と南側、海岸線寄り、大輪田泊に分布、いずれも兵庫区内。
(午前の部) は起点の平野会館を10:28 出発、主なコースは「六道の辻」「祇園神社」「雪見御所旧跡」「荒田八幡神社」-福原京の中心地、安徳天皇の行在所跡等。 道中、日本聖公会「神戸昇天協会」にも立寄って見学、牧師さんから説明を聞く。築1900年頃、日本最古の木造礼拝堂、扁平窓ガラス、等、阪神大震災をもくぐりぬけた当時の内装に見るべきもの有り、英国国教会系。
13:00 魚河岸料理「うおぎん」湊町店で昼食(おいしいお寿司) を摂りました。
13:50[午後の部]開始、「七宮神社」-清盛が経ヶ島の工事を無事終わらせる為、神社を建て、暴風雨の神、大己貴命を遷座させたとの事。 鳥居と殺風景な境内は三宮界隈との落差を感じた。「能福寺」-清盛は太政大臣になった翌年1168年当寺で出家・入道、1181年彼が京で亡くなった時、ここに遺骨が持ち帰られ「平相国廟」が建立された。 兵庫大仏(高さ 11M) は日本三大仏の一つ。 「大輪田泊の石椋(いわくら)」-清盛は日宋貿易の拠点として整備、瀬戸内有数の港、兵庫津を築き、近代の国際貿易港・神戸港の礎となった偉業と言えよう。 「清盛塚」-清盛の死後100年以上経った1286年、執権・北条貞時が清盛を弔うため石造十三重塔が建立されたとの謂われ。 右隣りに「平家物語」で琵琶の名手と言われた平 経正の塚が並ぶ。 「来迎寺(兵庫築港との関連から別名 筑島寺と呼称)」-兵庫築港に際して人柱となった松王 小児(讃州 香川の城主 田井民部の嫡子) の菩提寺。ふっくらした松王小児の木像を拝観させてもらう。「兵庫城跡」を経て、コース最後は「和田神社」-清盛が大輪田泊の修築の成功を祈願し、安芸国・宮島より市杵嶋姫命を勧請した際に祀られた七弁天の一つ。 16:12 和田神社を辞去、近くの神戸市営地下鉄(海岸線) 和田岬駅へ向かい、三宮・花時計駅まで移動、出石城下町うまいもの館「千人代官」三宮本店で懇親会を行い、19:30 盛況裡に散会しました。
参加されたみなさん、お疲れさまでした。
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祇園神社 昇天教会
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能福寺 兵庫大仏