益尾和彦さん(60期)の理論が国際規格に!
電線・ケーブル環境配慮設計スペシャリストである工学博士、 益尾 和彦さん(60期)の「経済性(LCC) と環境性(LC-CO2)を考慮した最適導体サイズ決定理論」、即ち設計段階で導体サイズを2~3倍にアップさせて、通電ロスを1/2~1/3に低減させる理論が、このたび国際規格(IEC)になることが決定しました。 ご本人の喜びはもちろんですが、仲間からも祝福の声が寄せられています。
お仲間からのメッセージと関係の新聞記事を以下に紹介します。
益尾君からかねがね聞いていたのだが、何はともあれグローバルな仕組みを打ち立てるが肝要と。全国の事業所に引かれるケーブルがもし理論通り転換していれば、日本全体の発生CO2は1%減じられると。 只今、世界公約とも言うべきCO2→6%削減の17%分をこの一事でこなすのだから、大した理論である。 原発問題が生まれた今日、大いに利用すべきテーマが確立したわけだ。日本頑張れフレ~フレ~!!! (60期 西野 安)
益尾さん:輝かしいお仕事に心からの敬意と祝意を表する次第です。エネルギーと環境は、今や地球人の最大のKey Issueですが、それに直接、寄与する仕事が出来たとは素晴らしいですね。エネルギー生産側の効率アップやコストダウンが期待されると同じ位に、エネルギー消費側のロスの低減技術は熱望されており、 そのようなニュースが出ると我が事のように、また技術を専攻して来た者の本能として、嬉しくなってしまいますが、身近な人にその実例を見ると、また格別な思いがあります。発送電分離案が取り沙汰されており、送電は昨今のTopicsになっており、住友電工は電線メーカーとして確固たる 地位を築いていますが、益尾さんは、そこを出て、なおライフワークとして研究を続けられてこられたのですね。大河内賞とか日本発明協会賞に応募されたら如何ですか。何れにしろ、万歳ものです。 お目出度うございます。(52期 勝部純基)
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(60期 西野