朝比奈秀夫のエッセイ
「2023年春4題」
今年は史上まれにみる早い春の到来でした。しかし、3年間の長いコロナ禍もようやく終息の方向に向い、久し振りに楽しめた春でもありました。楽しかったので、4篇の些細な雑文を作成しました。
1)「大山 2023年春」
2)「奈良の桜 2023年」
3)「北陸の春 2023年」
4)「鳥取県一周青春18きっぷの旅」
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ウラジロミドリシジミとゼフィルスの話(2017年12月)
ゼフィルスの話その2(2018年7月)
倉吉線廃線跡探訪(2019年9月)
米子市周辺の国蝶オオムラサキ三部作(2019年7月)
2019年3月米子にて(2019年3月)
Reportを拝読しました。歴史、文化、科学、、、と守備範囲が広く、その上、交友関係も広くて素晴らしいですね。
「島根大学」で思い出しました。境港の水産会社がいくつか集まって、外国人技能研修習生(ベトナム人中心)に日本語を教えたり、日本文化を紹介する取組をしています。「日本に来るなら境港がいいと思ってもらえるように」と、ある会社の役員さんが先頭になって熱心に取組んでいます。島大で日本文化を学ぶベトナム人留学生も協力しています。昨年のことですがその役員さんが、島大教育学部の語学ボランティア活動を知り、自分たちの取組の趣意書を作って、松江まで学生ボランティアの派遣を頼みの行きました。ところが、対応した準教授はボランティアの対象に外国人は考えていないとケンもほろろ。「そんなことは島大の案内には一言も書いていないのに」と役員さんは大憤慨でした。話を聞いていた島大の事務員さんも、何か協力してあげたいのだがと同情してくれたそう。学生の単位取得などの関係があったのかも知れませんが、それにしてもねえ。この役員さん、境港市も取り込んで別の方策を見つけて取組を進めています。
金畑先生には私も教わりました。一人ひとりの生徒の作品を掲げて、解説や批評を聞かせるのも授業でした。私の描いた風景画について「一つも明るい色が使われていない絵だ。作者の内面に何かありそうだ」というような評価を受けた記憶があります。金畑先生の父上は多分、小学校の校長先生で、境港市渡小学校(私の母校)が最後ではなかったかと思います。私が小学生の頃に亡くなりました。詳しくは知りませんが、大変な「大校長」であったそうで、退職の際に関係者が寄付を集めて、自宅とされるよう家を一軒贈ったそうです。その家の跡が今でもあります。亡くなられときには、小学校で「学校葬」だったか「送る会」だったか開催されました。私と同級生の女子と2人、学年代表で講堂に参列した覚えがあります。
松村全忠先生にも教わりました。「カタリ・カタリ」もですが、授業のほとんどは松村先生のヨーロッパ旅行記をスライドを使って語られました。たまにその国の音楽の話があったかな??(笑)
朝比奈さんに触発されて、ついついメールに駄文を書き連ねてしまいました。 悪しからず、ご容赦下さい。 (木下)