小灘一紀さん(58期)令和4年度日本芸術院賞を受賞
おめでとうございます。 58期小灘一紀さんが令和4年度の日本芸術院賞を「伊邪那岐命の悲しみ」で受賞されました。
2023-03-29産経新聞
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2023-03-29朝日新聞
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出所:日本海新聞
優れた芸術活動を表彰する日本芸術院賞が発表され、「古事記」を題材に作品を描き続ける境港市出身の洋画家、小灘一紀さん(79)が受賞した。
小灘さんは「目に見えないものを大事にする風土や文化がある境港で育ったおかげ」と感謝した。
小灘さんは米子東高で金畑実先生に1962年に京都の芝田米三氏に師事。金沢市立美術工芸大卒業後、73年に日展で初入選し、2017年の「改組新第4回日展」で内閣総理大臣賞を受賞。現在は日展理事や日洋会理事長を務める。
約20年間、古事記をテーマにした作品を描いており、日本芸術院賞の授賞対象は第9回日展出品作「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の悲しみ」。火の神を産んだ妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)がやけどを負って死んだ神話を念頭に人間の死の悲しみなどを表現し「古代人が崇高を求めてもがく生命のカオスを独自の感性と表現力で確実に描写する力」などが高く評価された。