京都お花見(カフェJINTA・仁和寺)歌日記
2017平成29.04.14(金)
四条烏丸で丸川・山田さんに出会い一緒に、
池坊の六角堂(しだれ桜)にお参りし、烏丸三条東入る。
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カフェ ジンタ 入れば見慣れたあのお顔
元気に合えるうれしかりけり
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窓側に安田さん居る何してる 大きい体で薄茶点ててる
安田さん自作品のお茶碗で みなにふるまう温か男
土から探し7品の茶碗作った陶芸家自らが点てし薄茶を頂く、こんなありがたい事はない一期一会。
それぞれに姿に色に風合いの 異なる風情並存し 触る感触オンリーワンなり
信楽の桜・菜の花活けた壺、赤味土色灰かぶり、醸し出すのは偶然風景、これも自然の再現ならん
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西野さん乾杯音頭で開会す 17名も京にお上り
高橋、備本、小坂夫妻、持家夫妻、山田(前田)、丸川(栃)
西野夫妻、谷口夫妻、益尾、赤木、安田、松田、熊野
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河本さん暇持て余す入院検査
お顔見るのを楽しみ待たん じっくり養生お顔見せられ
小坂さん背高くスカッといい香り 奥様惚れる四中男児
小坂さん益尾会長に招かれて東京から参加(お子さん在阪)、韓国は木浦(モッポ)の西に紅島(ホンド)あり
そこでの夕日、沈む色のグラデ―ション、満天の星を見上げて涙した。
米子から只今到着 松田さん 先ずはお抹茶「すばらしい」と
松田さん、生い立ちは1945年11月に米子で生まれ東京暮らし、母と暮らすため帰郷、
二十歳代パリに暮らす、今でもフランス語が話せ「ジュテーム」と言われしこともあった、
明日以降、京都・宇治に吉野に飛鳥へと
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備本さんご持参ものは奈良名物
「だんごの庄」のきび団子 きびたっぷりで食べ応えあり
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赤木さんお久しぶりの参加なり お顔元気に満ち溢れたり
1946年1月1日生まれ、48年勤めこの3月に退職したばかり、
私(赤木)が東京組にならい関西でもと、河本さんに声かけて、60期集いの第1回、大阪の太閤園で始まった。
赤木さん娘さんは音楽家 芸術文化アートマネジメントする
赤木舞さん 高校卒業後渡米ロチェスター大学イーストマン音楽学校(ピアノ専攻)卒業・・・
高橋さん奥さんの手を引き背割りの桜 見事だったとうれしいお顔
関西お花見ランキング1位、淀川と木津川の背割り堤、1.4Kmの桜トンネル
60期集えばあれこれ話し湧き ジンタ茶席は満席賑やか
若さんの創作料理に舌づつみ 一皿を多彩に眺め多様に味わう
鶏と水菜のごま梅風味の一皿盛り、小野睦恵さんの息子さん経営、昨年十周年超える
飲み放題語らい放題 時の過ぎ タクシー分乗 一気に仁和寺
烏丸北上、左折して、中立売り・一条通りを西に一本道、洛中を抜けると曲線道、ひた走りにひた走る、
京都は東西にも広い、仁和寺前下車、見上げると眼前にそびえ立つ、
春陽さす平地にドンと仁王門 大きな塊り辺りを圧す
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山門を入れば広々はるかなり 春陽ゆったり仁和寺にあり
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仁和4年(888年)に完成、
出家後の宇多法皇が住まいしたことから、
「御室御所」(おむろごしょ)と称された。
宇多天皇を流祖とする華道御室流の家元でもある。
真言宗御室派総本山仁和寺
現在は真言宗 五鈷杵持つ 弘法大師のお姿見える(ごこしょ:霊気を出し入れする密教法具)
中門をくぐり左手一面に 白き雲湧く御室の桜
御室櫻は遅咲きと言われる如く、八分咲きもあったが蕾多く、満開までに時間がかかりそうだった。
地面より枝の広がり幹の無く 放射に広がる低木桜
花びらは大きく白くやや厚身 満開ならば白迫り来る
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花越しに五重塔の顔を出す 寺境内に一幅の絵 塔よりも花より乙女写真良し
(満開ならば)花白く一面湧き立つ清らかな 霊気の満ちる御室の桜
遅咲きは春を眺める桜と違い 阿弥陀如来とともに生きゆく
(春を眺める桜とは)桃色に満開しだれる花の下 人々嬉し春に溶け込む
金堂の甍きれいに線流れ
庇優美に羽伸ばしゆく(国宝:紫宸殿移築、ご本尊国宝:阿弥陀如来)
釣り鐘の外から見えぬ鐘楼と 八重紅枝垂 色競いけり
長柄杓 半地下清水掬い取り 水掛け願う家内安全(御室水掛不動明王)
御影堂 清涼殿の部材下賜 檜皮の屋根のすっきり伸び張る(弘法大師像、宇多法皇像を安置)
「御室御所」称されるわけ納得す 門跡寺院の風格漂う
外からも沢山の人訪れる 世界遺産の仁和寺なりけり
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帰り道チンチンチンチン電車来る 小さな駅で待つも楽しみ(嵐電北野線「御室仁和寺駅」)
家々が車窓風景桜咲く 生活乗せる2両の電車
妙心寺、竜安寺、等持院、北野白梅町が終点、京都花見旅はなお続く・・・また会いましょう!
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京都 三条 御室仁和寺お花見の有様を五七調の日本語で書き綴ってみました、ご笑納下さい。
熊野 記