エピジェネティクス
参考にした所
エピジェネティクスとは何か
エピジェネティクス(英語: epigenetics)とは、一般的には「DNA塩基配列の変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化を研究する学問領域」
1942年にウォディントンによってこの言葉が発明される。
後世説と遺伝学のかばん語だったらしい。
後世説と遺伝学の中間的概念?
当時は遺伝という現象は知られていたが遺伝子は確認されていなかった。
遺伝情報が表現型を作るために周辺環境とどのように相互作用するのかという概念のモデルとして、彼はこの造語を使った(Wikipediaから)
遺伝でも環境でもないもの?
マウスによる耐ストレス遺伝子の研究
近年の発見
最近エピジェネティクスと呼ばれる、その2元論の考え方を大きく揺るがす発見がなされた。
エピジェネティクスの考え方は、遺伝子が作用するかどうかは生後の環境が決めるというものである。
生後間もない時期のストレスによって、ストレス耐性遺伝子のスイッチが切り替わる。
そしてそのスイッチは一生変わることがない(三つ子の魂百まで)。
遺伝が全てを決定づけるという考え方は過去のものになった。
でもASDの研究では古い考えが残ってるように思われる。
著者の経験的にもASDの持ち主に環境が及ぼす影響は大きいのではと考えている(ただし推論にすぎない)。