アルファ碁の登場
その、囲碁AIがモンテカルロ法を使ってあーでもないこーでもないとしていた時に颯爽と現れたのがアルファ碁と呼ばれる囲碁AIでした。
このときのインパクトはとてつもなく、あたかも眠ってる時に顔を横から殴られたみたいな衝撃でした。
Googleが囲碁AIを使って、当時の世界チャンピオンである李世ドルと五番勝負の対局に臨みます。
対局前の予想では人間が勝つだろうと思われていました。私も同じように思っており、ハンデ戦?ハンデ戦でない?なんてことが気になっていました。そのくらい人間が勝つという確信を持ってたのです。
でも現実は予想を裏切りました。結果は4勝1敗という成績でアルファ碁の圧勝でした。それも、19路、ハンデなしです。
これには大変驚かされました。その出来事が私をボードゲームAIだけでない、AIへの興味を誘う出来事となりました。