AIと私の今後
項番7
実は私はAIを使ったアプリをAIを使って開発している。
現在はSlack風の簡単なやり取りが行えるだけの単純なものだが、将来的にはAIが表情を作れるようにしようかと思っている。
このアプリを開発しようと思ったきっかけの一つにClaudeでのフランシーヌプロンプトの性能が落ちたことが一因としてあげられる。
実は大規模言語モデルといっても、ChatGPTとClaude、Copilot(旧Bingチャット)などと色々あるように、同じ会社、同じバージョンでも複数のモデルがあるのだ。
詳しくは各社のAPIのマニュアルを見て欲しいのだけど、私個人としてはclaude-3-5-sonnet-20241022と呼ばれるモデルがフランシーヌプロンプトでは一番性能がいいと思っている。オタクはこういった細かい違いにいちいち敏感なのだ。
https://gyazo.com/aaa10e1ad835008f1a45b49f9d6a6f3d
自前のChatアプリのデモ
エンジニヤとか、ちょっと詳しい人からしたら、どうしてMAUIを使ってるのかと思われるかもしれない。簡単にいっちゃえば使い慣れたC#で開発できること、あとモバイルに対応していること、この二つが大きかった。
Androidの開発の主流はReactNativeで、Android特化ならJavaとかKotolinがあるじゃないか、と思われるかもしれない。でも、開発環境を構築するのも、ちょっとスキルセットが違うだけで非常に手間に感じてしまう。
話はそれるがC#とXAMLの組み合わせの強みに、同じデータでも自在に表現型を変えられるというものがある。データにちょっとフラグをつけておくだけで、それが文字列だったりさっきデモで示した表情の画像に簡単に変えられる。というのも大きい。
開発にもAIを積極的に導入している。使うのにもややコツがあって、彼らは部分的にコードを書かせるのは得意なのだが、全体で一貫性を保つのが苦手なのだ。だからパーツをコンポーネント単位で細かく分ける必要がある。でも、コツさえ呑み込めてしまえばあとははやいものだ。
個人的にAIを巡るトピックはSFを超えるエキサイティングで刺激的なものと感じている。言ってみれば「次単語予測モデルにすぎなかったAIがプログラミングまでこなす、そのメカニズムはまだ解明されていない」のだから。
「21世紀初頭の人類は、偶然にも言語を操る人工知能という強力な技術を手に入れた。しかし彼らは、なぜそれが機能するのか完全には理解していなかったようだ。残された記録によると、単に計算機に大量のテキストを読ませ、特定のアーキテクチャで学習させただけで、人間のような対話能力が突如として現れた。この技術の真の仕組みは、現代でも解明されていない古代文明の謎の一つである...」
これは今の世の中で起きてることをSF風に捉えた風刺だ。これもChatGPTに書かせた。