MCP
(o4-miin-high)
生成AIモデルと外部システム(ファイルシステム、データベース、Web APIなど)をひとつの標準プロトコルでつなげることができる
MCP対応クライアントを一度実装すれば、あらゆるMCPサーバー(さまざまなデータソース用の軽量サーバー)と共通の方法でやりとりでき、個別のAPI統合コードを書かずにすむ
JSON-RPC 2.0を土台に、標準入出力(stdio)やHTTP+Server‑Sent EventsでホストアプリとMCPサーバー間の通信を行う
統一プロトコルによる接続基盤により、 fragmented なAI–ツール連携を解消し、拡張性・保守性を大幅に改善できる
具体例
Anthropic製のClaude DesktopでGitHubリポジトリ作成やプルリクエスト操作をMCP経由で1時間以内に実装できる
Claude Desktopには公式MCPクライアントが組み込まれていて、ファイルシステムやGitHub、Google Driveなど多数のMCPサーバーと直接連携できる
チャットボットやAIアシスタントがカレンダー参照、メール送受信、ウェブ検索、株価照会などの機能を直接呼び出して結果を返すことが可能になる
公開されているMCPサーバー(Brave Search、Fetch、Filesystemなど)を利用するだけで、AIに最新情報取得やファイル操作機能を付与できる
Brave Search
APIのAPIキーを環境変数に設定し、MCPの設定ファイルに “brave-search” サーバーを追加すると「最新のAIトレンドを検索して」「2025年の注目記事を5件教えて」といったプロンプトを書くだけで、検索結果(タイトル、スニペット、URLなど)をAIが返せるようになります
Filesystem
「Write file ‘/Users/username/Desktop/todo.txt’ with content ‘買い物リスト: 牛乳, パン’」でローカルにファイルを書き込めます
標準のChatGPT(chat.openai.com)には、現状MCPサーバーを直接叩く“MCPプラグイン”は用意されていない
OpenAI APIのfunction calling機能を使えば、MCPサーバーをバックエンドに見立てて同じようなやり取りが可能
自分でコードを書くなら openai‑agents‑python 経由で MCP を使える
Model context protocol (MCP) - OpenAI Agents SDK