CRI
CRI(Container Runtime Interface)とは、2016年12月にKubernetes 1.5からαリリースされた、kubeletとコンテナランタイムが通信するためのI/Fを規定したものです。 CRIが規定される以前は、コンテナランタイム側がkubeletの内部構造を理解しなければならず、新しいコンテナランタイムをKubernetesに組み込むことは非常に障壁の高いことでした。しかし、CRIが規定されることにより、KubernetesはDocker以外のコンテナランタイムを組み込み易くなりました。
OCIとCRIの関係
https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F136020%2F9df18b15-4702-2e07-32d4-267c9c777bf6.png?ixlib=rb-1.2.2&auto=format&gif-q=60&q=75&s=6dd6151e0dd26a552681952a75510436
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/i/inductor/20201203/20201203060608.png
CRI
kubeletとHigh-Levelのコンテナランタイム間の通信のI/Fを規定
OCI
(Runtime Specification v1.0) High-LevelのコンテナランタイムとLow-Levelのコンテナランタイム間の通信のI/Fを規定
High-LevelなコンテナランタイムはCRIで規定されたI/F経由でkubeletから呼ばれるコンテナランタイムであり、Low-LevelなコンテナランタイムはOCIで規定されたI/F経由で呼ばれるコンテナランタイムであると、ご認識いただければ大丈夫だと思います。
ref.