成長支援で特定の知識・スキルは目指さない
業務に必要な知識・スキルは意外とすぐに変わっていく
「開発」くらいの大きな枠組みであればそこまでは変わらない
でも、より具体を見ると全然違う
ruby on railsの開発とkotlinの開発ではぜんぜん違う
ウォータフォール開発とアジャイル開発でも大きく違う
ChatGPT/GitHub Copilotでも開発スタイルは大きく変わりそう
熟練者は表面上は大きく異なる開発スタイルに共通点を見出す
開発以外でも全然違うトピックに対して、共通点を見出して高速で学んでいく
なので、成長支援において、特定の知識・スキルを目指しても陳腐化してしまう
特に「変革力」を求めたいときは、特定の知識・スキルは足枷になりがち
既存の環境でのみ使える知識を身につけると、その環境を変化させる力を失う
ウォーターフォールしか経験してない開発者がアジャイルに抵抗感を示すのと同じ
具体の知識・スキルを渡さないわけじゃない
もちろん渡す
知識・スキルを隠すことはしない
信用を失うので
でも「目的」ではなくて「手段」だと思う
とりあえず目の前の仕事ができる状況を作るためにやる
自己肯定感を高めてもらう
周囲から信頼されたくさんの仕事を任せてもらうため
一つの具体例として、思考のきっかけにするためでもある