自分で自分の荷物は持つ
https://www.youtube.com/watch?v=ecHhCHKu3Hs&pp=ygUQYmFkIGJpdGNoIOe-juWtpg%3D%3D
自分で自分の荷物は持つ
気分であなたの荷物も持つ
人は助け合ってこそ長く持つ
ぼくにとって「自分のことを自分でやる」ってのはけっこう大事なことだと感じる。セルフ・ケアの意味合いがあるのかな。自分のことを自分でやれていると「よしよし」と思って心が落ち着くのよね。自尊心や自己効力感と結びついているかもしれない。 ぼくが 6 歳になるころには妹と弟1がいたから、家庭内に「じゅんが、自分のことを自分でやってくれると助かる」というフォースがあって、うまくやれるといっぱいほめられた説はある。「自分でできてえらいね〜」と言われまくったことで、それが「よいこと」として自分の価値観に刻まれたかも?たしかなことはわからないので、仮説ね。 飲食店やホテルを利用するとき、場合によっては店員さんやスタッフがいろいろやってくれようとするじゃん。それこそぼくの荷物を代わりに運んでくれようとすることもある。「ありがとうございます、自分で持ちたいので大丈夫ですよ〜」とやんわりと断ったりしている。
出会った頃の妻は「自分のことを、他人にやってもらう」ことに一定のよろこびを見出していたように思う。王族っぽい価値観。多くの他者を動かす力、それが権力の誇示になることはこの世界に普遍的に見られるパティーンだから、理解はできる。すごい雑に認識を書くと、現代日本において、若い女に対して「いいよいいよ、やってあげるから」というスタイルのコミュニケーションを取る人間はけっこういると思っていて、それを学習して「やってもらうのがよいこと」に着地しても不思議はない。
ぼくは妻に対して「自分でやったらいいじゃん」と数え切れないくらい言ってきたはず。苦手なことは無理してやらなくていいと思っているので、家庭というチームにおいて「分担」の選択肢は効果的に使えばいい。ただ、妻が無理なくやれるような自分のことは、自分でやったらいいじゃんと思っている。ので、そう伝え続けてきた。
Bad B*tch 美学 のミュージックビデオを観てから、妻が、自分で自分の荷物を持ちたがることが増えたのはおもしろかった。最近は「やり方を教えて!覚えたら、自分でできると思うから」と話しかけてきたりする。 「自分で自分の荷物は持つ」でウェブ検索すると、教育文脈の話がたくさんヒットしておもしろい。