結婚する前に離婚について話し合うこと
この相談を重ねている過程で、パートナー的には、結婚する前に離婚について話し合うことに嫌悪感があったらしく、ちょっと険悪な空気になることもありました。
なるほど〜と思った。「イヤだ」と感じる人がいるのは、まあそりゃそうか。
自分は「話さないより話しておいた方がいいじゃん」という考えだろうなあ。
似た構造として、ソフトウェアサービスを開発している段階から「サービス終了するとなったら、どうする?」を考えて話しておく、ってのがあると思うけれど、やっぱりあれこれを見越して進めていく方が誠実だと自分は考えていそう。考えておかないと困るのは自分たちだしなあ、と思う。
前提として、ぼくは離婚もサービス終了もそんなに悪いことだと思っていない、ってのがあるか。どちらも、いろいろとベストを尽くした上で、その時点での「前に進むためのまともな判断」と捉えている。ものすごくつらい状況なのに「離婚なんてとんでもない」「離婚をすると世間体が…」となって離婚という選択肢を取れない、みたいな状況はぼくからすると不幸という評価なので、そもそもあまりタブーにしたくない。それが妥当な選択であればそれをしっかりと選択できるように、事前に話しておくのは大切だと思う。 妻ともわりとカジュアルに「離婚するってなったらさ〜」な話をすることがある。こうやってなんでも話せる関係を維持していくことで、結果的に、うちの夫婦が離婚に至る確率は下がっているようにも思う。