正道を整えないと邪道が太くなる
ってことになるよなあ、と思ったのでメモしておく。
ブラックな労働環境に身を置いている人が、上司や人事に掛け合ってもどうにもならないからソーシャルメディアに投稿して暴露して状況を変えようとする、なんて事例がたくさんある。 ここでは「上司や人事に掛け合う」を正の道とし「暴露する」を邪の道としている。選べる道がひとつもないというのが救いのない状況だと思うので、ソーシャルメディアの登場によって道が拓かれたのは意義あることと思う。 ぼくが邪道とラベリングしているものは、その道を選ぶ当事者にとってデメリットが大きい。正道からアプローチして状況が改善に向かうならそれがいちばんよいと考えている。正道に期待を持てないまま一定の期間を過ごして不満をためてしまうと、捨て身の手段として邪道を選ばざるを得ない状態が生じてしまう。 今よりもっと正道が合理的な選択になるような社会をつくっていきたい。