人々が検察庁法改正案に抗議した様子
ぼくの暮らしにおいては観測範囲にこういった話題が入り込んでくることはほとんどないのですが、2020-05-10 には自分がなんとな〜く眺めているだけでも見かけるくらいには 検察庁法改正案に抗議します が叫ばれている状況だった。 ほんで、
こういった報道も見て「数 100 万にもなるなんてすごいなあ」と思いつつ、急にこんなにツイートされることってあるのかねぇと疑問に感じる気持ちも強くなっていった。これ『The Great Hack』で見たやつでは?みたいな。 もちろん、各位が好きに言及したらよくて「よくわかっていないやつは黙っておけ」なんて態度の人にはぼくもげんなりするんだけれども、よしあしは置いておくとして、よくわからずにツイートした人も一定の割合で存在したことはまず間違いないでしょう。みんながみんな急にこの話題について一通り理解して言及した、というのは無理がある仮定。
なので「なんかしらの扇動の結果としてこういうことが起きているのだとしたらめっちゃ怖いな」と思った。国のことについて国民が声を出していくのはいいことだけれど、誰かの意図に巻き込まれて声を出す羽目になっているのだとしたら怖い。実態はどんなものだったのかな〜と考えているときに下記を読んだ。
・「#検察庁法改正案に抗議します」タグをツイートした人にスパムやボットは多くない
・拡散に関わったユーザは588,065アカウント
・450万ツイート拡散されたが,その拡散の半分は一部のアカウント(全体の2%)によるもの
・リツイート数が10回以下のアカウントによる拡散数は100万ツイート
・「#検察庁法改正案に抗議」しない側の反応はあんまりない
リツイート総数が 400 万回超えだとしても、ユーザ数でいうと 60 万人弱くらいか。それにしても多いな。すごい。
自由意思なんてものをどこまで信じたものか、それ自体が難題だけれども。この少なくない人々が、特定の誰かの思惑に導かれたのではなく、各位の意思によって意見を表明していたってことであればいいな。そんなとりとめのないことを思った。