フロントエンドエンジニアから、デザイナーさんに意識してほしい10のこと
各項目については「わかる〜」というものがほとんどなんだけど、妙に「上から目線…?」を感じてしまって読んでいて息がつまる感覚を覚えた。「いっしょに意識しましょう」とならないのはどうしてなのだろう、と不思議に思う。
これに対する世の反応を見てみると「それはディレクターの仕事だ」「Webデザイナーを名乗るんだったらこれくらいできろ」といった断定調のものがあり、なぜなのだろうとこれまた不思議に思ってしまった。チーム内でどういった役割分担にするかはチームごとにいい感じのやつを選べばよいはずなのだけれど、すべての現場で統一的なルールがあった方がよいという考えもあるのだろうか。
ネガティブなトーンで「この辺が考慮されてないのが納品されてきた」と言う人は、そうならないような頼み方を考えたりしないのだろうか。依頼時に「このあたりを意識してもらえると助かります」というチェックリストを渡すようにしたら次回から改善できそうなものだし、それを達成できていないのだとしたらあなたにも原因があるんじゃないか?
関さんの言葉を借りると、ここに取り上げたような発言たちは「責任範囲」のお話をしているようで「無責任範囲」のお話をしているように見えて、チームで最高のものをつくるぞ!という現場ばかりではないのだなぁ、という感想を持った。