ナラティブ
@hsbt 先輩が「最近いろんなところでナラティブを見かける。流行るかも!次のガンダムもナラティブ」みたいなことを言っていて(記憶が曖昧なので雑)、興味を持った。まずは意味くらいは押さえておこう。 語感が形容詞っぽいな〜と思ったけど、名詞の意味が先に載っている。名詞として発せられる「クリエイティブ」「アジャイル」などを想起した。
ナラティヴの定義
リースマンによれば、ナラティヴという概念の定義は研究者によって異なりますが、整理すると以下のような特色を持つものと言うことができます。
特徴的な〈構造〉を持つ。
〈時間の流れ〉と〈起こった出来事の報告〉を含む。
語り手が聞き手に対して、出来事を〈再現〉してみせる(実際にあったのだと〈説得〉する)。
聴衆の〈感情〉に働きかける。
研究インタビューや治療的会話の中での〈長い語り〉である。
〈ライフストーリー〉である。
「ストーリーには始まりと中間部、終わりがあり、自己完結型だ。一方ナラティブは開放型で、結果は定まっておらず、これから決定される。ストーリーは、それを語る『私』や他の人々に関することで、『あなた』の話ではない。それに対し、ナラティブの結論はあなたの決断や行動によって変わる。ナラティブの結果を決めるのはあなただ」
ナラティブ型マーケティングは、
「未来は自分自身で決められる。」
ということを匂わせ、
その上で、自社ブランドを選択するとこんな良いことがあるんだぜ!
ということを匂わせ、
「これを買う」ということを顧客に決断させて、
そして顧客自身が、
その選択をした後の”物語”を歩んでいく
だが「ランダムゆえの濃密な体験を表現したゲームなら、すでに日本にも存在する」と、簗瀨氏は語った。『風来のシレン』に代表される「不思議のダンジョン」シリーズだ。「不思議のダンジョン」シリーズは、ストーリー自体は存在するものの、それ以上にランダム生成されるダンジョンで繰り広げられるプレイヤー各自の悲喜こもごもなプレイの思い出が、強烈な体験として記憶されている。
ナラティブ(Narrative)とは、わたし自身によって語られる物語である。
わたしが知る限りではこれは1960年代に文芸理論上で提唱された概念であり、"物語(の内容)"を意味するストーリー(Story)とは異なる概念として"語り"を意味するナラティブが定着したという。"ストーリー"は文学文芸の内容を指す狭義的な意味合いでの物語であり、"ナラティブ"はより広義的な意味合いでまとまりのある文章や会話全般も含まれると言ったところだろう。比較的身近な言葉を例に解釈すると、劇や映画、漫画の中で物語の内容が語られる「ナレーション(Narration)」や「ナレーター(Narrator)」は、それぞれ"物語る行為と"物語る者”だ。
あ、Narration や Narrator の関連語になるのか。少しわかった。でも、まだよくわからん!