コロナで自粛
2020-08-14 の朝、目が覚めてから 夏休み 2020 の過ごし方を考えていて、自粛って言葉はよく聞こえてくるけれど、ところで自分は自粛ってやつをやっているのか?と急に疑問に思ったので考えてみた。死ぬほどヒマなのか…? そのときのツイートはこちら。
今年は制約ありの中で楽しんでいる夏
「我慢している」感覚は多少あれど「我慢させられている」という感覚はないなあ、という気付きを得た
たぶん思考のクセがあって、だれかになにかを「させられている」という感覚を極端に避けているような気がしないでもない
おそらく「自立」に対する渇望みたいなものがずっとあり、だけどそのことで逆に「自立したい、自立しなきゃ」という衝動に依存している皮肉な面もありそう
「ワシは自粛なんかしていないぜ、判断をしているだけ」という気持ち
はたして june29.icon は自粛をしているのか?していないのか?検証してみました! hr.icon
「自粛」を macOS 標準の辞書で引いてみたら、こう記されていた。 自分から進んで自分の言動を慎むこと。「過度な商戦を―する」
続いて「慎む」を調べてみた。
① あやまちのないように,行動を控えめにする。《慎》「言葉を―・む」
② 度がすぎないようにする。《慎》「酒を―・む」
③ 神仏・貴人などの前でかしこまった態度をとる。《謹》「―・んで承る」「余り―・み給て,今は目も見せ給はねば」〈狭衣物語•4〉 →つつしんで
④ 斎戒する。物忌みする。「伊予の守の朝臣の家に―・む事侍りて」〈源氏物語•帚木〉
③ と ④ はコンテキストがちがいそうだから無視して、① と ② を考えていけばいいかな。
COVID-19 が脅威となっている世の中において、自分から進んで自分の言動を控えめにしているか?自分から進んで自分の言動の度がすぎないようにしているか?自宅の環境を整えるってのを精力的にやっていて「控えめに暮らしている」という感覚はないな。度がすぎないようにはしているけど、それはふだんと同じだな。 回答は「ノー」だな〜!ぼくは自粛はしていません。結論が出てよかった。 hr.icon
もちろん、COVID-19 のことは気にしていて、とにかく感染したくないから感染リスクを低くするために行動を選択している。人混みには行きたくない。生活の中で接する人間の数を減らしたい。マスクも手洗いもする。 とはいえ「控えめにする」「度がすぎないようにする」って感じではないよなあ。楽しいことをしたいからゲームを買ったり Vlog や Podcast を始めたりしている。おいしいものを食べたいから取り寄せる。我慢して暮らしている感覚はあんまりない。耐え忍ぶ時期とも思っていない。この状況下で、今までと違う方法で楽しもうとしているだけ。 北海道滞在 2019 夏 から帰ってきたときに「来年もいくぞ!」と強く思っていたので、それが叶わない 2020 年の夏を残念には思っている。「北海道に行きたい!」という気持ちを我慢しているとは言えるだろう。ただこれ、別に COVID-19 に限った話じゃなくて、願望が叶わないってのは常にあることなので自粛という言葉とは結びつかないと思う。「出かけるつもりだった週末に大雨が降って中止にした」ってときに自粛とは言わないもんな。「この大雨の中で決行しても楽しめないよね」と考えて中止の判断をしているだけ。 というわけで、ぼくは COVID-19 な状況において「特に自粛はしていない」と結論づけました。感染したくない各位は、感染しないように気をつけて暮らしていきましょう。 「わたしは自粛しているよ〜!」って人は、どういう自粛なのか興味があるので教えてください。