ぼくの生活が、誰かの生活とつながっている
先日、おひさしぶりの友人から連絡があって「わたしの◯◯を読んでくれてありがとう」的なことを言われた。おおっ。ぼくからしたら「書いてくれてありがとう」だったから、読むことで感謝されて、それで連絡までいただいたもんだからびっくりした。
たしかに、ぼくもこうして発信している文章やら音声やら映像やらに触れてもらえるのは素朴にうれしいので、言われてみれば感謝の気持ちの発生は理解できる。わざわざ連絡してきてくれたのがびっくりポイントだったんだろうな。とてもうれしかった。おかげでちょっとした世間話もできたしね。
このページのこの文章を読んでくれる人がどれくらいいるのかあまり想像はついていない。少なくとも自分が 1 年に 1 回くらいは読むだろうからさ、それで十分なのだけれど。もしぼくではない誰かが読んでくれているとしたら、本当にありがとうございます。この文章を通じて、あなたとぼくの生活はつながっているんですよ。
何気なく暮らしている日常の、何気ない行動が。どこかで誰かとつながって、それらが無数の糸になって、布のようになってぼくらを包んで、心が凍えずに生きていけるのかもしれない。
何度も書いている通り、ぼくは友人たちの日常に触れたくて、ブログやポッドキャストを購読するためにウェブをやっているようなものなんで、それさえ満たされれば、ウェブのその他のことはどうでもいいっちゃあどうでもいいんだよな。特定のプレイヤーが運営する特定の「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」じゃなくてさ、誰にも奪われない「社会的つながり」を育てていきたい。読んでくれてありがとう。気軽に声をかけてね。
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