「カリスマモデル」でなく「武器モデル」
要するに「何かすごいリーダーをひとりぶち上げるより、世の中を変えそうな人をたくさんつくって、誰がうまくいくかわからないけれども、そういう人たちに武器を与え、支援するような活動をしたほうが、実際に世の中を変えられる可能性は高いんじゃないか」ということ。
つまり、「カリスマモデル」でなく「武器モデル」です。
じゃあ、この国で誰に「武器」を配るのか?
想定しているのは全成人なんですが、その中でもとくにメインとしているターゲットは「20歳の若者」です。
次の日本を支える世代である彼らが自由人として生きていくために必要不可欠な「武器としての教養」を配りたいと思っています。
現代社会と言いましたが、僕たちが生きているこの社会の基本ルールというのは、資本主義、自由主義、民主主義の3つになります。これらをよく理解することなく、何かを考えたり努力しても徒労に終わるだけでしょう。
この資本主義、自由主義、民主主義をきちんと成立させるために共通して必要なのが、じつは、さっき言った「自分で考え自分で決める」ことなんですね。