二重否定みたいな構造になる「◯◯対策」
「防寒対策」とか「節電対策」とか、文中に登場すると混乱するときがある。
「寒さ対策」が「防寒」だとしたら「防寒対策」は「寒さ対策対策」に展開できる。むずい。
二重否定とはまた違うけれど「SEO対策」もむずい。「SEO」が「検索エンジン最適化」なので「検索エンジン最適化対策」となると Google のような検索エンジン事業者が SEO を無力化するための行為、にも読めてくる。 「対策」を「施策」に置換してみると「防寒施策」「節電施策」「SEO施策」になり、こっちの方が誤読の余地が減るのではないか。「◯◯施策」といって素直に意味が通るときは「◯◯対策」じゃなくて「◯◯施策」とするのがよさそう。