足りないのは語彙力ではなくて
足りないのは、実は「観察力」や「表現力」だったりするケースも多くあるのではないか、と感じる。
むつかしい語彙を持ち出して組み合わせて高度な表現を繰り出す場合もあるが、すごい人を見ていると、平易な語彙の組み合わせで見事な表現を実現するパターンも少なくない。
「いま自分が感じていることをうまく言葉にできない!語彙力がない」って状況を、目の前のすてきな景色を絵に描いて残したいけれどうまく描けない、って状況に置き換えて考えてみると。
語彙力 → 筆や絵の具などの道具の豊富さ
観察力 → 見ている景色の特徴を捉える力
表現力 → キャンバスの上に世界を創る力
「うまく描けない〜!もっと筆と絵の具があればなあ」と言っていたら、本当にそうか?となる。