自分の人生をいくつかのフェーズにわけて「新しい音楽との出会い」がどうだったかを考えてみる
好きな楽曲やアーティストは年齢を重ねるごとに移ろうものです。しかし、これまでの調査で10代の頃に好きだった楽曲が生涯にわたっての音楽の好みに大きな影響を与えることや、新規に音楽を発見できるのは30歳までということがわかっています。
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自分の場合は、脳の特性や発育段階というよりは、ライフステージ次第で「どれくらい音楽を聴くか」が左右されている印象があるので、あらためて書き出して整理してみよう。
0 〜 15 歳 / 生まれてから中学校卒業まで
受動的に、耳に入ってきた音楽をそのまま聴いていたような感じ
16 〜 20 歳 / 釧路高専の寮で暮らしていた時期
「自己」のことをよく考えるようになり、周囲の人たちとはちがう「自分の好きな音楽」があった方がいい、という感覚を強く持っていた気がする
そのわりには周囲の人々の影響を強く受け、当時の恋人であったり、寮で同じ部屋に住んでいた友人であったり、から教えてもらったアーティストを大好きになったりもしていた
自分が 17 歳のときに両親と妹弟弟は札幌市内に家を構えてそこに住むようになり、釧路高専の長期休み期間には札幌の実家に帰省することになった 当時の自分にとって札幌は大都会で、当時の CD ショップは盛況だったこともあり、あれこれディグって楽しむようになった
札幌の CD ショップで視聴した ACIDMAN がめちゃよかったのだ 21 〜 24 歳 / 大学と大学院
研究のこと、ソフトウェアのこと、ウェブのこと、にどんどんのめりこんでいって、ゆっくりと音楽を楽しむテンションではなかった時期
ただ、ニコニコ動画が登場してめちゃくちゃおもしろかったので、そこで流行っている音楽はちょいちょい聴いていた 組曲、エアーマン、陰陽師、テニミュ などなど
25 〜 35 歳 / 東京に出て働き始めてしばらく
引き続き、あまり音楽を聴くことに熱心ではない時期
ゴールデンボンバーを 2010 年にたまたま発見して大ファンになり、これを書いている 2024 年の今も好きなまま 36 〜 40 歳 / 音楽配信サービス楽しい期
ログを確認したら Spotify に Signup したのは 2016 年だった 21 〜 35 歳くらいの期間は、音楽というか CD から遠ざかっていたと言えそう
もし今も音楽を聴く手段の主流が CD 購入だとしたら、あまり音楽を聴かない生活になっていたと思う
Spotify のおかげで、小学生のときみたいに「流行りの音楽」を適当に流して聴けるようになった、楽しい 38 〜 40 歳の期間で知った好きなアーティストが何組もいてうれしいね