自分の人生をいくつかのフェーズにわけて「新しい音楽との出会い」がどうだったかを考えてみる
好きな楽曲やアーティストは年齢を重ねるごとに移ろうものです。しかし、これまでの調査で10代の頃に好きだった楽曲が生涯にわたっての音楽の好みに大きな影響を与えることや、新規に音楽を発見できるのは30歳までということがわかっています。
「10代で聴いていた音楽が生涯にわたって影響を与える」「新しい音楽の発見は24歳でピークを迎える」など音楽と年齢に関する調査結果が報告される - GIGAZINE
https://gyazo.com/6620387ef59c9a6d270cb89358a07b2e
自分の場合は、脳の特性や発育段階というよりは、ライフステージ次第で「どれくらい音楽を聴くか」が左右されている印象があるので、あらためて書き出して整理してみよう。
0 〜 15 歳 / 生まれてから中学校卒業まで
受動的に、耳に入ってきた音楽をそのまま聴いていたような感じ
ぼくが小学生をやっていた時代は、テレビ番組やラジオ番組が音楽の情報源として強かった
流行りの J-POP を楽しく聴いていたと思う
Mr.Children、スピッツ、広瀬香美、大黒摩季などなど
初めて買った CD はポケットビスケッツ『YELLOW YELLOW HAPPY』、たしか 500 円だった
中学校生活の後半はヴィジュアル系をよく聴いていた
FANATIC◇CRISIS、La'cryma Christi などなど
16 〜 20 歳 / 釧路高専の寮で暮らしていた時期
「自己」のことをよく考えるようになり、周囲の人たちとはちがう「自分の好きな音楽」があった方がいい、という感覚を強く持っていた気がする
そのわりには周囲の人々の影響を強く受け、当時の恋人であったり、寮で同じ部屋に住んでいた友人であったり、から教えてもらったアーティストを大好きになったりもしていた
椎名林檎、DIR EN GREY、Hi-STANDARD、GOING STEADY、BUMP OF CHICKEN、MONGOL800 などなど
自分が 17 歳のときに両親と妹弟弟は札幌市内に家を構えてそこに住むようになり、釧路高専の長期休み期間には札幌の実家に帰省することになった
当時の自分にとって札幌は大都会で、当時の CD ショップは盛況だったこともあり、あれこれディグって楽しむようになった
札幌の CD ショップで視聴した ACIDMAN がめちゃよかったのだ
21 〜 24 歳 / 大学と大学院
研究のこと、ソフトウェアのこと、ウェブのこと、にどんどんのめりこんでいって、ゆっくりと音楽を楽しむテンションではなかった時期
ただ、ニコニコ動画が登場してめちゃくちゃおもしろかったので、そこで流行っている音楽はちょいちょい聴いていた
組曲、エアーマン、陰陽師、テニミュ などなど
初音ミクと Vocaloid が登場したのもこの時期か
銀杏BOYZのことは好きで、峯田和伸さんの著書を読み出演作を観て、としていた
25 〜 35 歳 / 東京に出て働き始めてしばらく
引き続き、あまり音楽を聴くことに熱心ではない時期
ゴールデンボンバーを 2010 年にたまたま発見して大ファンになり、これを書いている 2024 年の今も好きなまま
36 〜 40 歳 / 音楽配信サービス楽しい期
ログを確認したら Spotify に Signup したのは 2016 年だった
21 〜 35 歳くらいの期間は、音楽というか CD から遠ざかっていたと言えそう
もし今も音楽を聴く手段の主流が CD 購入だとしたら、あまり音楽を聴かない生活になっていたと思う
Spotify のおかげで、小学生のときみたいに「流行りの音楽」を適当に流して聴けるようになった、楽しい
38 〜 40 歳の期間で知った好きなアーティストが何組もいてうれしいね
yama、すりぃ、ちゃくら、和ぬか、asmi などなど
YouTube でミュージックビデオを適当に観るのも好き
LE SSERAFIM のミュージックビデオが特に好き
このページをつくった 2024-05-07 は、作業中に DIR EN GREY の曲たちを聴いていました 😋