組織を構成するビルダー、フォロワー、ワーカーについて
つまり、組織の責任者は「誰がビルダーで誰がフォロワーで誰がワーカーなのかをちゃんと把握すること」「それぞれをネクストステップに進めるためのアクションを検討すること」「ネクストステップに進まなかったとしてもちゃんと評価できる仕組みを作ること」が求められる、という話です。特にワーカーというのは悪く評価されがちだけど、誰もが事業に対してコミットしてくれるわけではないという事実をきちんと認識し、やることをちゃんとやってるという自体はきちんと評価しないといけない。
ビルダー ... 自分がなぜビルダーになったのか、ビルダーであり続けるのはなぜなのか、を常に発信し続ける。つまり企業理念や事業ビジョンを発信し続け、その実現によって何が起こるのかを組織内で意識させ続ける。
フォロワー ... 事業にフルコミットする。このタイプはとにかくガンガンやればやるほどその事業に対する情熱が生まれやすいので、ひたすらやり続けるのが一番パフォーマンスが出る。そして情熱が愛に変わったのならビルダーになる。
ワーカー ... もし事業にコミットしたくなったのであればすればいい。そうすればそこに情熱が生まれ、仕事が楽しくなる。でもコミットしなくたって良い。ただし、明確なジョブデスクリプションは要求すること。それがないと評価されないし、待遇の向上を交渉出来ない。