渋谷駅で線路に物を落とした
電車をお見送りする担当の駅員さん (?) がいたので「落としました、どうしたらいいですか?」と質問した
ぼくが落としたことに腹を立てたのか、今日イヤなことがあったのか、いつもそういう態度の人なのか、よくわからないけれど、だいぶ不機嫌そうだった
「何号車のところで落としたの?」と聞かれて「あのあたりですけど、何号車かはわかりません」と答えた
「だから、何号車?」「わかりません、あのへんです」
駅員さん基準で「位置がわかれば何号車かわかるだろ」と決め付けられている印象を持った
「あのあたりね、係の者を呼ぶから、落としたところで待っていて」と言われ「ありがとうございます、わかりました」と応じて落としたところまで移動した
伸縮式のマジックハンドを持った別の駅員さんが出現して、こちらはニコニコした人で、ぼくの Pixel 4 を発見して「あー、あれですね、いま取りますね〜」と対応してくれた マジックハンドを伸ばすとき、その人とは別の人が見張りを担当しなきゃいけない決まりがあるっぽくて「見張りお願いします!」的なことを元気に宣言していた
スマートフォンのような薄くて平らなものをマジックハンドで取るのはむつかしいようで、Pixel 4 をがっちりホールドできるまでにけっこうな時間を要した あまりにも掴めないもんだから「ぼくが自分でやりましょうか…?」という気持ちになっていた
なんとか無事に拾い上げることができて、Pixel 4 を手渡ししてもらった 「お手数をお掛けしました、どうもありがとうございました」と告げて、次にきた電車に乗ってその場を去った