勝手にあやまらない
今年は週刊少年オオワダなどと称してニュースレターを配信していて、2023 年 1 号から 37 号まで、ここまでは「毎週日曜日に配信する」を継続できている。 ところで、なんらかの理由で日曜日に配信できないタイミングがあったとして、ぼくは「配信できなくてごめんなさい」とは言わないだろうな、と思う。「週刊」ってのはぼくが勝手に言っているだけなので、おやすみの週があったり、あるいは配信が止まってしまったとしても、誰かとなにかを約束しているわけでもないもんね。「きのうは◯◯だったので、翌日の月曜日の配信になりました」と説明はするかもだけど、あやまりはしない。「配信できなくて申し訳ありませんでした」って言われても反応に困ると思うのですが、実際はどうでしょうか。
これはつまり、誰かが自分の意思で取り組んでいることについて、それが止まったとしてもぼくは咎めるつもりはないということでもある。お互い自由にのびのびとやりましょうね、というスタンス。
自分でルールを決めて自分でそれを破って勝手にあやまっているのを見ると、ずいぶん勝手だなあ、と思う。
あやまるのは「悪いことをしたとき」だけにしている。悪いことをしたときはちゃんとあやまりたい。