共通属性を失ってもつながっていられるとありがたい
そう感じることが直近で何度かあったので今の気分を忘れないようにメモしておく。本当にね、ありがたいなあと思う。
人と人が出会うとき、なんらかの共通属性によって引き合わせられることは多い。「同じ地域に住んでいる」「同じ学年だ」「職場の同僚だ」なんて理由で出会うことは多いだろう。
その出会いのきっかけとなった共通属性を失ってもつながっていられる相手というのは、本当にありがたいと思う。引っ越しても、所属が変わっても、それでもたまに連絡を取り合ったり、近況を報告し合ったり、新しい共通属性を手に入れたりして、ゆるゆると大事に維持されていく関係。そういう関係のありがたみを感じるときに、これは自分の人生の豊かさに寄与するよなあ、としみじみ思う。
なので、ぼくがぼくの人生を豊かにしていきたいと願うなら、共通属性に依存しすぎずに「人と人」のつながりを育てていかなきゃならない。「◯◯に所属している大和田純さん」に声がかかるようだと、所属を失ったときに声がかからなくなってしまう。「おもしろいあいつ」と思ってもらえるような生き方をしていきたい。媚びて関係を維持するようなことはしないけれど、ぼくがぼくのままに暮らして、それを日記に書いて、おもしろがって読んでくれるような人々のことは本当に大事にしたい。