メジャーとインディー
OVER THE SUN の Ep.136 で話されていた「メジャーとインディー」のお話がおもしろかった。ぼくが「インディー」という概念に触れたのはたぶん 16 歳くらいのときだと思う。音楽アーティストの「メジャーデビューするか、このままインディーズで続けるか」みたいな文脈で知った言葉だったように思う。 https://open.spotify.com/episode/1I2wP8Kin3ITDaubz4ic5n
大人になってから出会う言葉は「どういう意味だろう?」と軽くでも調べることが多いのだけれど、昔になんとなく触れた言葉は意味としっかり向き合うことなく「なんとなく」のまま捉えがち。「インディー」「インディーズ」もこれにあてはまるだろう。
ジェーン・スーさんが「インディーっていうのは、マイナーという意味ではない」という旨のことを言っていて、ようやく意味に近付くことができた。インディーの語源は Independent で、独立性が高いってことね。Wikipedia にも端的にそう書いてあった。 インディーズは、独立系を意味する「Independent」から派生した、主にある業種において「メジャー(大手)」に属さない、独立性の高い状態を指す言葉。
ジェーン・スーさんは「テレビ番組は、いろんなステークホルダーの影響を受ける」「だから独立性が高くない」的なことを言っていて、なるほどなあ、いい整理だなぁと思った。ぼくが狭義のポッドキャストを好んでいるのは、きっと独立性が高いからだ。「ソーシャルメディア」の話をするときに個人の日記やエッセイの類を好むのもそうだね。 メディアはしばしば「テレビ」「雑誌」「ウェブ」のように掲載媒体で分類されるが、それとは別に「独立性の高さ」という分類の軸があるんだなあ。ほんでぼくは、独立性の高いコンテンツが好きなのだ。理解が進んだ。